蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
王龍溪の良知心学
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著者名 |
小路口 聡/著
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著者名ヨミ |
ショウジグチ サトシ |
出版者 |
研文出版
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出版年月 |
2023.11 |
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
配架場所 |
請求記号 |
資料番号 |
資料種別 |
状態 |
個人貸出 |
在庫
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1 |
西部図書館 | 一般開架 | 1255/21/ | 1102733273 | 一般 | 在庫 | 可 |
○ |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
タイトルコード |
1000101135911 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
王龍溪の良知心学 |
書名ヨミ |
オウ リョウケイ ノ リョウチ シンガク |
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「生機」論という視座 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
小路口 聡/著
|
著者名ヨミ |
ショウジグチ サトシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
研文出版
|
出版年月 |
2023.11 |
本体価格 |
¥7500 |
ISBN |
978-4-87636-481-7 |
ISBN |
4-87636-481-7 |
数量 |
416,17p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
125.5
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個人件名 |
王 畿 |
内容紹介 |
中国近世思想史研究の視点から、林良齋の思想的営為の背景と、その哲学的可能性を探る論考ほか、「「根本知」をめぐる考察」「天地を生みだす良知」など全10編を収録する。『陽明学』等掲載を書籍化。 |
目次タイトル |
第一章 林良齋と近藤篤山との論争を読む |
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はじめに 一 学問の「根【テイ】」 二 「孫提愛敬の心」 三 「生」の本源的現出 四 「心」の思想-銭緒山に拠りつつ むすび |
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第二章 良知心学の血脈 |
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はじめに 一 陸象山の「血脈」論 二 陸象山の「即今自立」の哲学-臨床哲学としての陸象山心学 三 良知心学の系譜-「顏子の学」の継承 四 顔子の絶学(1)-「空空」と「意見」 五 「顔子」の学(2)-「減擔法」 六 子貢・子張の学-「外入の学」批判 七 「良知」-易簡直截なる根源 八 先天易簡の学-本当に「ある」と言えるもの |
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第三章 「根本知」をめぐる考察 |
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はじめに 一 「生」の哲学-「生機」論の可能性について 二 「良知」の現出-我の内なる「他者」性の問題 三 「真機神應」としての「生機」 四 「良知」と「知識」-存在論的差異 五 良知心学における功夫の意味-「養う」ということ 六 「一念獨知之微」-「生」の現場 七 「慎獨」 |
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第四章 「一念」の思想 |
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はじめに-陸九淵から王畿へ 一 「学」の現場としての「一念」 二 「最初一念」 三 「一念霊明」 四 「一念独知」 五 【ジュツ】惕・【コク】【ソク】・不屑-「一念」の具体的現出として 六 「良知を致す」 七 性善説の哲学的意義 八 「真機の神応」 |
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第五章 「一念自反」の思想 |
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はじめに-「造化闔辟の玄機」 一 「最初の一念」と「一陽来復」 二 「凡を超えて聖に入るの機」 三 「無是無非」説 四 「無」の哲学 五 「一念自反」の思想 六 千聖の秘藏 七 「一念自反」の時処 八 「克念」と「罔念」-聖人と狂人の分かれ目 九 「自反」する良知 十 「一念轉移の間」-聖賢と禽獣との分岐点 むすび-「世界を挽回する大機括」 |
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第六章 天地を生みだす良知 |
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はじめに 一 天を生じ、地を生ず 二 無中に有を生ず 三 混沌の中に根基を立つ 四 日新 五 前後際断 むすび-君子の楽しみ |
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第七章 宋明心学における「現在」主義の思想 |
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はじめに 一 「前後際断」と「純亦不已」-程明道 二 「天徳」と「王道」 三 「一念万年」の思想 四 「乾知」としての「良知」 五 「生機」を得る むすび |
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第八章 改過論 |
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はじめに 「毎に過ちを聞かんと欲す」-講会における祁蒙泉の問いから 「簡に従う」ということ 良知の「自知」「自反」「自訟」能力について 「自欺」という罪悪-道徳的な罪(責任) 「一念改過」「一念自反」の思想 「直下承当」 「黙黙改過」 「原心の法」-儒教の動機主義について 「天機」としての良知の絶対的な現出 「孩提之童、無不知愛其親」の「知」の意味 王畿の「生機」論再考 「千聖伝心の法」としての「一念自反」の思想 「一念自反」の機序-「意者、寂感所乗之機也」の解釈から 「天然の勇」としての「自訟」「自反」 顔子の学-「纔動即覺、纔覺即化」 むすびにかえて |
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第九章 無善無悪の思想 |
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はじめに 一 呉震「現成良知」論と荒木見悟 二 王陽明の「心即理」説と王龍溪の「無善無悪」説 三 「無善無悪」の哲学-渾沌からの創造 四 「造化の精霊」としての「良知」 五 「心即理」の再解釈 六 「責任」という課題 七 「心即理」の人間観-主体性・責任・自立 むすびにかえて-渾沌の時代を生きる哲学 |
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第十章 「生機」論再考 |
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はじめに-「生きている」とは? 一 「生機」論の課題 二 「生機」論再考 三 「顔子の学び」 四 「触発」概念の検討 五 「触発」の現象学 |
内容細目
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