| タイトルコード |
1000101140448 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
キルケゴールとヘーゲル |
| 書名ヨミ |
キルケゴール ト ヘーゲル |
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デンマーク黄金時代の影響作用史 |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
大坪 哲也/著
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| 著者名ヨミ |
オオツボ テツヤ |
| 出版地 |
京都 |
| 出版者 |
晃洋書房
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| 出版年月 |
2024.3 |
| 本体価格 |
¥6800 |
| ISBN |
978-4-7710-3830-1 |
| ISBN |
4-7710-3830-1 |
| 数量 |
8,390p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
139.3
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| 個人件名 |
Kierkegaard Sören Aabye |
| 注記 |
文献:p377〜383 |
| 内容紹介 |
キルケゴールが登場した背景には19世紀のデンマーク哲学とデンマークヘーゲル主義の対立があった。同時代のシバーン、メラー、ハイベア、マーテンセン、アドラーの思想から影響関係を紐解き、新たなキルケゴール像を示す。 |
| 著者紹介 |
福岡市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。西南学院大学国際文化学部准教授。文学博士。専門は哲学、キリスト教思想。 |
| 目次タイトル |
序論 |
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第Ⅰ部 初期のキルケゴールにおけるヘーゲル哲学の影響史 |
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第1章 デンマークにおけるヘーゲル主義の系譜 |
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第1節 ヨハン・ルズヴィ・ハイベア 第2節 ハンス・ラッセン・マーテンセン 第3節 アドルフ・ペーター・アドラー |
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第2章 デンマークにおけるヘーゲル批判の系譜 |
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第1節 フレデリック・クリスチャン・シバーン 第2節 ヘーゲルとの関係 第3節 ポール・メラー |
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第3章 初期のキルケゴールの著作におけるヘーゲルの影響 |
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第1節 最初期の作品 第2節 『もうひとつの女性の偉大な能力の弁護』 第3節 『新旧石鹼屋の争い』 |
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第4章 エーレンスレイヤーとの論争におけるハイベアの美学体系構想 |
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第1節 論争の経緯 第2節 ハイベアの返答 第3節 詩的理念と作詩法の発展 第4節 戯曲詩の評価 第5節 キルケゴールのハイベア美学研究 |
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第5章 処女作におけるヘーゲル主義的文芸批評 |
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第1節 『今なお生ける者の手記』の背景 第2節 二つの手紙のやり取り 第3節 ヘーゲル思弁哲学への追従 第4節 ヘーゲル主義美学から見たアンデルセンの評価 第5節 アンデルセン批評 第6節 この作品の意義 |
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第6章 『ヨハネス・クリマクス,あるいは全てのものが疑われなくてはならない』におけるマーテンセンの影響 |
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第1節 『ヨハネス』の背景 第2節 研究史 第3節 『ヨハネス』の概略 第4節 近代哲学の知識 |
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第7章 「ハイベア思弁的論理学批評」の影響 |
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第1節 マーテンセンの旗幟「全てのものが疑われなくてはならない」 第2節 バーダーとの関係 第3節 マーテンセンの学位論文 第4節 哲学と神学 第5節 マーテンセンのヘーゲルへの関係 第6節 マーテンセンの思弁神学 |
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第8章 『レーナウのファウストについて』の影響 |
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第1節 ファウストの理念 第2節 ファウスト的懐疑 小結 |
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第Ⅱ部 『イロニーの概念』におけるヘーゲル哲学の影響史 |
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第9章 『イロニーの概念』とヘーゲル問題 |
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第1節 『イロニーの概念』の構成 第2節 キルケゴールはヘーゲル主義者か 第3節 1850年の記述は何を語るか 第4節 解釈を可能にするもの |
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第10章 解釈を現実にするもの |
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第1節 ソクラテス裁判 第2節 告発の理由 第3節 ソクラテスは青年たちを誘惑する |
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第11章 解釈を必然にするもの |
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第1節 序論における歴史哲学的方法との整合性 第2節 ソフィスト運動 第3節 ソクラテス学派 |
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第12章 「イロニーの概念について」 |
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第1節 イロニーの概念とソクラテスの関係 第2節 ヘーゲルのフィヒテ批判 第3節 キルケゴールのフィヒテ批判 第4節 ゾルガー批判 第5節 ヘーゲルのイロニー解釈 第6節 ヘーゲルのゾルガー批判 第7節 イロニーの概念 |
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第13章 A.P.アドラーの影 |
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第1節 アドラーの学位論文 第2節 アドラーのイロニー理解 |
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第14章 統制されたイロニーにおけるハイベアの影響 |
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第1節 『コンスタンティノープルのヴァイキングたち』に関するハイベアの批評 第2節 『イロニーの概念』へのハイベアの批評の反映 小結 |
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第Ⅲ部 『あれかこれか』におけるヘーゲル哲学の影響史 |
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はじめに 『あれかこれか』とヘーゲル主義の問題 |
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第15章 F.C.シバーンのヘーゲル批判 |
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第1節 シバーンのヘーゲル批判 第2節 絶対的区別と三原則の内的導出 第3節 差異性と局面の法則 第4節 反対対立と一貫性の法則 第5節 論理学の端緒 第6節 決定の原理 第7節 キルケゴールへの影響 |
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第16章 デンマーク媒介論争 |
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第1節 ミュンスターの「合理主義,超自然主義」 第2節 マーテンセンの「合理主義,超自然主義.排中律」 第3節 ハイベアの「合理主義と超自然主義について」 第4節 キルケゴールのタウトロギー |
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第17章 『あれかこれか』とデンマーク媒介論争 |
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第1節 キルケゴールの問題設定 第2節 判事ヴィルヘルムの「あれかこれか」 |
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第18章 『直接的エロス的段階』におけるヘーゲル美学の問題 |
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第1節 『あれかこれか』とヘーゲル美学の問題 第2節 「取るに足らぬ序文」における素材の問題 第3節 「取るに足らぬ序文」における「素材と形式の相互浸透」 第4節 デンマークの美学論争 第5節 理念と音楽的媒介 |
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第19章 アンティゴネ解釈におけるヘーゲルの問題 |
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第1節 アンティゴネ解釈 第2節 『精神現象学』の影響 第3節 『美学講義』の影響 |
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第20章 『古代悲劇の現代悲劇への反照』 |
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第1節 キルケゴールの創作 第2節 『不安の概念』との関係 第3節 父の秘密 第4節 恋人への沈黙 |
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第21章 『結婚の美学的妥当性』における弁証法 |
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第1節 愛の弁証法 第2節 悟性結婚 第3節 第三の立場 |
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第22章 『美と倫理の均衡』におけるヘーゲルの問題 |
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第1節 媒介論争における思弁と経験の区別 第2節 自由と思弁との区別 |
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終章 ハイベアの『あれかこれか』批評 |
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第1節 文学的越冬作物 第2節 ハイベアとの亀裂 第3節 『序文』における文学的応酬 第4節 ハイベアをめぐる回想 |