タイトルコード |
1000101188888 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本の選挙制度と1票の較差 |
書名ヨミ |
ニホン ノ センキョ セイド ト イッピョウ ノ カクサ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
川人 貞史/著
|
著者名ヨミ |
カワト サダフミ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
|
出版年月 |
2024.9 |
本体価格 |
¥4600 |
ISBN |
978-4-13-030193-0 |
ISBN |
4-13-030193-0 |
数量 |
11,280p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
314.83
|
件名 |
選挙制度
選挙-日本
|
注記 |
文献:p267〜274 |
内容紹介 |
1票の較差の是正には何が必要か。衆議院議員選挙区画定審議会会長を務めた研究者が、日本において1票の較差が生じてきた歴史的経緯や各国制度との比較をふまえ、日本の選挙制度が1票の較差にどう影響してきたかを検証する。 |
著者紹介 |
富山県生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。同大学・東北大学名誉教授。日本学士院会員。著書に「日本の国会制度と政党政治」など。 |
目次タイトル |
第1章 民主政治と選挙制度 |
|
1.大規模政治システムにおける民主政治 2.大規模民主政治システムにおける選挙制度 3.選挙制度と民主政治の質 4.本書の構成 |
|
第2章 各国の選挙制度と選挙区改定 |
|
1.アメリカ 2.イギリス 3.カナダ 4.日本 5.各国の比較 6.結論 |
|
第3章 比例代表制の各方式と1票の較差 |
|
1.民主政治における議員定数配分 2.議員定数を都道府県に配分する方法 3.最大剰余法 4.最高平均法 5.比例代表制の各方式の比較 6.結論 |
|
第4章 衆議院議員定数の都道府県への配分 |
|
1.選挙法規に明記されなかった都道府県への定数配分の方法 2.1889年の小選挙区制 3.1900年の大選挙区制への改正 4.1919年の小選挙区制への改正 5.1925年の中選挙区制への改正 6.1945年の大選挙区制への改正 7.1947年の中選挙区制への改正 8.結論 |
|
第5章 衆議院議員選挙制度における区割りと1票の較差 |
|
1.選挙制度と区割り 2.1889年の区割り:最大限の較差容認=島嶼を除き全国で2倍未満の基準 3.1900年の大選挙区制:区割り不要の選挙制度 4.1919年:1900年の踏襲と不徹底な小選挙区制の区割り 5.1925年:SNTVの選挙区割り 6.1947年:SNTVの選挙区割り 7.中選挙区制における定数不均衡の是正:既存選挙区の維持と定数変更による1票の較差縮小 8.結論 |
|
第6章 1994年以降の衆議院議員選挙制度と1票の較差 |
|
1.政治改革後の議員定数配分・区割りと1票の較差 2.1994年の小選挙区比例代表並立制における定数配分と区割り 3.1995年国勢調査による改定勧告の見送り 4.2002年の定数配分変更と選挙区割り改定 5.2005年国勢調査による改定勧告の見送り 6.2011年最高裁判決と2013年緊急是正 7.衆議院選挙制度に関する調査会と2017年の選挙区割り改定 8.2022年の選挙区割り改定 9.結論 |
|
第7章 参議院議員選挙制度と1票の較差 |
|
1.地方区と全国区の選挙制度 2.1947年の地方区の定数配分 3.1票の較差拡大をめぐる最高裁判決と1994年の定数是正 4.2000年以降の定数是正と最高裁判決 5.結論 |
|
第8章 選挙区改定方法の改革へ向けて |
|
1.本書の分析の要点 2.衆議院選挙制度協議会における議論 3.衆議院の選挙区改定方法の改革へ向けて |