| タイトルコード |
1000101224514 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
有機ラジカル反応の基礎 |
| 書名ヨミ |
ユウキ ラジカル ハンノウ ノ キソ |
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その理解と考え方 |
| 版表示 |
改訂2版 |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
柳 日馨/著
川本 拓治/著
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| 著者名ヨミ |
リュウ ジツケイ カワモト タクジ |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
丸善出版
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| 出版年月 |
2025.1 |
| 本体価格 |
¥3800 |
| ISBN |
978-4-621-31070-0 |
| ISBN |
4-621-31070-0 |
| 数量 |
6,190p |
| 大きさ |
21cm |
| 分類記号 |
437.01
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| 件名 |
有機化学
化学反応
基(化学)
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| 注記 |
さらなる学びのための参考文献:p173〜180 |
| 内容紹介 |
著者の集中講義の内容・講義資料をもとに、最新の動向を盛り込んだ有機ラジカル反応のテキスト。演習問題も掲載。光レドックス触媒をはじめとした一電子移動がからむラジカル反応の記載を大幅に拡充した改訂2版。 |
| 著者紹介 |
大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了。大阪公立大学特任教授、国立陽明交通大学講座教授。 |
| 目次タイトル |
1 ラジカル種とその安定性 |
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炭素ラジカル種と関連する炭素活性種 安定なラジカル種とは 酸素分子のラジカル種としての反応性 炭素ラジカルの構造:πラジカルとσラジカル 置換基によるラジカルの安定化:σ-π超共役とπ共役 コラム1|ラジカル反応と人名反応 |
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2 ラジカル反応の種類と制御ファクター |
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代表的なラジカル反応のまとめ ホモリシス カップリングと不均化反応 ラジカル付加反応 β開裂反応 α開裂反応 ラジカル置換反応 ラジカル反応を理解するのに重要な性質1:ラジカル極性効果 ラジカル反応を理解するのに重要な性質2:炭素ラジカルの性質 ラジカル反応を理解するのに重要な性質3:persistent radicalとtransient radical コラム2|たくさんのBarton反応 |
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3 連鎖型ラジカル反応 |
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トリブチルスズヒドリドを用いるラジカル連鎖反応 ラジカル連鎖反応における生成物の生成段階 臭素ラジカルによる連鎖型ラジカル反応:水素引抜き反応と付加反応 コラム3|ラジカル反応の速度決定に対するKeith U.Ingold教授の貢献 |
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4 ラジカル環化反応とその応用 |
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原子およびグループ移動を伴う環化反応 分子内ラジカル置換による環化反応 イミン結合へのラジカル環化反応 コラム4|ラジカルクロック |
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5 電子移動によるラジカル反応 |
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一電子還元によるラジカル反応 コラム5|酸化還元電位と電子移動:「上から下へ」のススメ SRN1反応 BHAS反応 一電子酸化によるラジカル反応 コラム6|サイクリックボルタンメトリー |
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6 連続型ラジカル反応の考え方 |
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連続ラジカル反応の考え方 ラジカルメディエーターとしてはたらくUMCT試薬を用いる反応 |
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7 光レドックス触媒によるラジカル反応 |
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光レドックス触媒としてはたらくRu錯体とIr錯体 有機色素を光レドックス触媒とする変換反応 光励起による強力な一電子還元剤の生成 光触媒/遷移金属触媒協働型変換反応 コラム7|レドックスニュートラルとは プロトン共役電子移動を鍵とする変換反応 コラム8|Stern-Volmer解析 量子収率と連鎖機構 光照射系でのエネルギー移動やEDA錯体を活用する反応 コラム9|量子収率 コラム10|EDA錯体による反応戦略 |
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8 C-H結合開裂を活用するラジカル反応 |
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C-H結合の強さと切れやすさ 分子内反応による位置選択的なC-H結合の開裂 分子間反応による位置選択的なC-H結合の開裂 |
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9 制御ラジカル重合の考え方 |
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ラジカル重合反応 リビングラジカル重合反応とその種類 コラム11|プラスチックの光触媒と酸素による分解 |
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10 有用な反応速度定数と酸化還元電位 |
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反応速度定数 酸化還元電位 |
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11 さらなる学びのための参考文献 |