タイトルコード |
1000101224783 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
測りすぎの時代の学習評価論 |
書名ヨミ |
ハカリスギ ノ ジダイ ノ ガクシュウ ヒョウカロン |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
松下 佳代/著
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著者名ヨミ |
マツシタ カヨ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勁草書房
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出版年月 |
2025.1 |
本体価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-326-25180-3 |
ISBN |
4-326-25180-3 |
数量 |
11,261p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
377.15
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件名 |
大学
教育評価
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注記 |
文献:p239〜253 |
内容紹介 |
教える側、学ぶ側の双方にとって、教育成果・学習成果の測定・評価を意味あるものにするには。大学教育を中心に、学習成果の可視化の枠組みを示し、「重点科目での埋め込み型パフォーマンス評価」の考え方と実践を紹介する。 |
著者紹介 |
京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修認定退学。同大学大学院教育学研究科教授。博士(教育学)。専門は教育方法学、大学教育学。著書に「パフォーマンス評価」など。 |
目次タイトル |
序章 「測りすぎ」の時代 |
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1.メトリクスへの執着 2.大学におけるメトリクスへの執着 3.パフォーマンス評価の危うさと可能性 |
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第1章 学習評価とは何か |
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1.評価-assessmentとevaluation- 2.教育場面での評価の特徴 3.評価の三角形とエビデンス 4.評価の二層モデル-パフォーマンスとコンピテンス- 5.コンピテンスとは 6.学習としての評価 7.学習評価の要件 |
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第2章 学習成果とその評価の多様性 |
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1.学習成果への注目 2.学習成果とは何か 3.学習成果の評価の枠組み 4.学習成果の可視化の上になされる可視化-第二次の可視化- 5.学習成果の可視化の孕む問題 |
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第3章 パフォーマンス評価の理論-ルーブリックを再考する- |
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1.パフォーマンス評価とは何か 2.パフォーマンス課題 3.ルーブリック再考 4.「ほど良い評価」 |
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第4章 パフォーマンス評価の事例 |
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1.レポート評価 2.PBLの評価 3.学生のリフレクションを組み込んだ評価 4.アクティブラーニングの評価 |
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第5章 測りすぎ・測りまちがい |
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1.直接評価と間接評価、教員の評価と学生の自己評価 2.分野固有性と汎用性 3.メトリクスの使い方 |
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第6章 長期的な学びと成長の評価-プログラムレベルの学習評価の方法- |
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1.長期的な学びと成長をどう評価するか 2.能力(コンピテンス)の性格と評価 3.日本におけるプログラムレベルの学習評価の方法 4.総和と軌跡 5.ミネルバ大学における<総和>と<軌跡>の統合 6.PEPAの提案 |
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終章 測りすぎの時代の学習評価論の射程 |
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1.学習成果の評価への批判と抵抗 2.説明責任と応答責任 3.パフォーマティビティとパフォーマンス評価 4.パフォーマンス評価における質の把握と数値化 5.科目レベルからプログラムレベルへ 6.評価主体は誰か 7.本書の限界 |