タイトルコード |
1000101225968 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
北海道移住民と学校 |
書名ヨミ |
ホッカイドウ イジュウミン ト ガッコウ |
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教育をめぐる開拓政策と地域社会 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
坂本 紀子/著
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著者名ヨミ |
サカモト ノリコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
六花出版
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出版年月 |
2024.12 |
本体価格 |
¥5800 |
ISBN |
978-4-86617-262-0 |
ISBN |
4-86617-262-0 |
数量 |
8,310p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
376.211
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件名 |
初等教育-歴史
北海道-教育
開拓-歴史
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注記 |
文献:p293〜305 |
内容紹介 |
開拓政策により移住民が急増した北海道では、彼らに対し府県とは異なる教育政策が展開された。近代北海道の教育史を、移住民たちが営んだ生活の視点から捉えなおす。ジャケットにテキストデータの引換券付き。 |
著者紹介 |
早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。聖徳大学教授。 |
目次タイトル |
序章 本書の課題と構成 |
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第1節 問題関心と本書の対象 第2節 先行研究と本書の位置 第3節 本書の課題と視座・方法 |
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第Ⅰ部 北海道における「開拓」の拡大・移住者召募の展開と教育 |
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第1章 北海道庁設置直後の教育政策と地域の実態 |
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はじめに 第1節 北海道庁による「開拓」政策の転換と小学校 第2節 小学簡易科設置の実態 第3節 尋常高等小学校設置の実態 小括 |
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第2章 一八九五年制定の北海道の初等教育規程と子どもの通学空間 |
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はじめに 第1節 一八九〇年代における「開拓」政策の展開 第2節 教育に関する諸規程 第3節 子どもの生活・通学空間 第4節 地域の実態 小括 |
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第3章 野幌移住民の小学校設立過程 |
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はじめに 第1節 渡道するまで 第2節 瑞雲寺と「教育場」の設置 第3節 尋常小学校の設立過程 小括 |
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第4章 「簡易教育規程」制定・施行の背景と地域の実態 |
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はじめに 第1節 「簡易教育規程」の制定・施行と就学率 第2節 「簡易教育規程」の改正と簡易教育所の設置 第3節 簡易教育所の実態 小括 |
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第Ⅱ部 北海道における産業構造の転換と初等教育(一九一〇年前後〜一九三〇年代) |
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第5章 産業構造転換期の初等教育機関(1) |
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はじめに 第1節 北海道鉱工業の概況と初等教育機関 第2節 鉄鋼業地域 第3節 石炭鉱業地域 小括 |
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第6章 産業構造転換期の初等教育機関(2) |
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はじめに 第1節 北海道農業の概況と初等教育機関 第2節 農業地域 第3節 教育勅語謄本と御真影からみる教育機関の格差構造 小括 |
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第7章 北海道庁による「許可移民」制度の導入・展開と「愛郷心」の涵養策 |
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はじめに 第1節 郷土教育と「開拓」政策-『北海道小学郷土読本』の内容をとおして 第2節 郷土読本の内容と子どもたちに求められたもの 第3節 「許可移民」と学校 第4節 標茶村阿歴内および虹別の実態 小括 |
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第Ⅲ部 戦時下および敗戦直後の北海道における移住民・引揚者にとっての学校(一九三〇年代〜一九五〇年代) |
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第8章 一九三七年から一九四五年までの北海道の教育 |
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はじめに 第1節 「国民学校令」と「国民学校令施行規則」 第2節 農業・牧畜業地域における教育の実態(1) 第3節 農業・牧畜業地域における教育の実態(2) 第4節 石炭鉱業地域における教育の実態 小括 |
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第9章 引揚者と学校(1) |
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はじめに 第1節 日本政府および北海道庁の対応 第2節 引揚児童の生活環境 第3節 学校の設立 小括 |
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第10章 引揚者と学校(2) |
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はじめに 第1節 引揚者の職業状況と教育規程 第2節 枝幸郡枝幸町山臼-樺太引揚者による学校設置 第3節 奥尻町湯浜神威脇-国後島引揚者による学校設置 第4節 標茶町上多和-満洲国引揚者による学校設置 小括 |
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結章 本書のまとめ |
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第1節 総括 第2節 残された課題 |