| タイトルコード |
1000101230439 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
奈良時代政治史の諸相 |
| 書名ヨミ |
ナラ ジダイ セイジシ ノ ショソウ |
| 叢書名 |
日本史研究叢刊
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| 叢書番号 |
47 |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
木本 好信/著
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| 著者名ヨミ |
キモト ヨシノブ |
| 出版地 |
大阪 |
| 出版者 |
和泉書院
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| 出版年月 |
2025.2 |
| 本体価格 |
¥6000 |
| ISBN |
978-4-7576-1110-8 |
| ISBN |
4-7576-1110-8 |
| 数量 |
7,215p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
210.35
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| 件名 |
日本-歴史-奈良時代
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| 内容紹介 |
奈良時代政治史を、その時代に生きた人々の生きざまに焦点をあわせて考究する論文集。元正・孝謙の女帝や聖武・淳仁・桓武天皇即位時の政治背景と道祖王や氷上川継など孫王らの皇位継承をめぐる政治動向の諸相を解明する。 |
| 著者紹介 |
兵庫県生まれ。駒澤大学大学院人文科学研究科日本史学専攻博士後期課程単位修得満期退学。博士(学術)。龍谷大学教授等を歴任。著書に「奈良平安時代史の諸問題」など。 |
| 目次タイトル |
第一章 元正天皇即位をめぐる政治的考察 |
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はじめに 一 氷高内親王の未婚について 二 元正天皇の即位 三 元正天皇即位の主導者 四 元正天皇即位への過程 おわりに |
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第二章 聖武天皇の即位と藤原麻呂の画策 |
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はじめに 一 聖武天皇の即位理由 二 聖武天皇即位への陰謀と藤原麻呂 おわりに |
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第三章 孝謙女帝中継ぎ試論 |
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はじめに 一 孝謙女帝と天皇権力 二 光明皇太后と政治権力 三 光明皇太后の孝謙女帝即位への意識 四 孝謙太上天皇と淳仁天皇の天皇大権 おわりに |
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第四章 道祖王立太子についての一試論 |
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はじめに 一 聖武太上天皇の道祖王擁立 二 道祖王と石上宅嗣・藤原良継 三 道祖王と大伴家持 おわりに |
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第五章 孝謙女帝と淳仁天皇の関係 |
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はじめに 一 仁藤・松尾氏の淳仁入婿説 二 淳仁入婿説への反論 三 孝謙女帝中継ぎ論 おわりに |
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第六章 淳仁天皇の妻妾と後宮 |
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はじめに 一 淳仁天皇の妻妾 二 上道斐太都と宮人広羽女 おわりに |
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第七章 氷上志計志麻呂・川継兄弟の生年 |
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はじめに 一 志計志麻呂の生年 二 川継の生年 おわりに |
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第八章 氷上川継の事件再論 |
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はじめに 一 総論的な懐疑点 二 各論的な懐疑点 おわりに |
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第九章 竹野女王について |
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はじめに 一 長屋王家木簡と竹野女王の研究史 二 竜福寺石塔銘文の「竹野王」と竹野女王 三 竹野女王は藤原武智麻呂の妻か 四 橘諸兄政権成立と後宮の刷新 おわりに |
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第一〇章 藤原仲成と妹東子の入内 |
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はじめに 一 東子の出自と経歴 二 東子入内の背景 おわりに |
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第一一章 桓武天皇と皇位継承 |
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はじめに 一 五百枝王と藤原種継暗殺事件 二 五百枝王と桓武天皇の皇位継承 三 五百井女王と桓武天皇 おわりに |
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第一二章 藤原式家衰亡の一要因 |
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はじめに 一 宅美の出自と出生 二 官人としての宅美 三 宅美の死 おわりに |
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第一三章 他戸皇太子と「不穆」だった「帝」は光仁か桓武か |
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はじめに 一 「帝」は光仁か桓武か 二 「帝」は桓武 おわりに |
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付章一 林裕二氏の「藤原四子論」への疑問と課題 |
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はじめに 一 武智麻呂と房前の政治的関係について 二 武智麻呂と麻呂の政治的関係について 三 武智麻呂と麻呂の政治的関係の論拠 おわりに |
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付章二 北啓太氏著『(人物叢書)藤原広嗣』を評す |
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はじめに 一 目次 二 広嗣の家系、誕生・成長・出身 三 叙爵以降の広嗣 四 広嗣の決起理由 五 乱の経過と背景 六 乱後の行幸と遷都 七 玄昉没伝について おわりに |