| タイトルコード |
1000101239748 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
大学におけるキャリア教育の社会学 |
| 書名ヨミ |
ダイガク ニ オケル キャリア キョウイク ノ シャカイガク |
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偏差値序列に対する適応と抵抗のストラテジー |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
菊池 美由紀/著
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| 著者名ヨミ |
キクチ ミユキ |
| 出版地 |
岡山 |
| 出版者 |
大学教育出版
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| 出版年月 |
2025.3 |
| 本体価格 |
¥2600 |
| ISBN |
978-4-86692-356-7 |
| ISBN |
4-86692-356-7 |
| 数量 |
5,241p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
377.15
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| 件名 |
大学
産業教育
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| 注記 |
文献:p228〜237 |
| 内容紹介 |
キャリア教育は、大学の偏差値によってどのように異なり、学生に何をもたらすのか。大学の文化に適応/抵抗し、キャリア教育の内容を取捨選択する学生と教員を社会学的に分析することで、大学教育のあり方を考察する。 |
| 目次タイトル |
序章 |
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1.問題の所在 2.本書の構成と分析の視点 |
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第1部 先行研究の整理と本研究の分析枠組み |
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第1章 大学におけるキャリア教育科目 |
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1.キャリア教育の導入経緯とキャリア教育科目の実施状況 2.キャリア教育科目の内容と大学の序列の関連 3.卒業生の進路がキャリア教育科目に及ぼす影響 4.キャリア教育科目担当者の特徴 5.キャリア教育科目を通じた学生の水路づけ 6.キャリア教育科目に対する学生の評価 7.小括 |
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第2章 学生の多様化と教員の対応 |
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1.大学と学生の多様化 2.入試難易度の高低による学生の違い 3.ボーダーフリー大学における学生の特徴 4.ボーダーフリー大学生に対する教員の対応 5.小括 |
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第3章 本研究の分析枠組み |
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1.社会化とは何か 2.大学における社会化と学生文化 3.予期的社会化とチャーター 4.抵抗のストラテジー 5.小括 |
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第4章 調査の方法と概要 |
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1.大学の序列と企業の序列の捉え方 2.分析対象とする大学の所在地・学部・授業 3.教員インタビュー 4.学生インタビュー 5.授業観察・フィールドワーク |
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第2部 偏差値序列への適応のプロセス |
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第5章 教員の学生に対する認識と授業実践上の工夫・配慮 |
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1.はじめに 2.調査概要 3.学生に対する教員の認識 4.教育実践上の工夫や配慮 5.大学における典型的な就職先の認識 6.キャリア教育科目の目的 7.小括 |
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第6章 授業実践 |
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1.はじめに 2.A大学とX大学の授業概要 3.キャリア教育科目の目的 4.キャリア教育科目の内容 5.授業実践上の工夫・配慮 6.授業中の学生の様子 7.学生の典型的な就職先に関する教員の発言 8.小括 |
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第7章 学生による授業評価 |
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1.はじめに 2.調査概要 3.キャリア教育科目に対する学生の評価 4.大学における良かった授業・印象に残っている授業 5.大学における学習経験がキャリア教育科目の評価に及ぼす影響 6.学生の就職内定先の違い 7.進路志望の違いがキャリア教育科目の評価に及ぼす影響 8.小括 |
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第8章 学生の進路選択に影響を及ぼす要因 |
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1.はじめに 2.入試難易度別に見た進路選択に影響を及ぼす要因の違い 3.親の影響 4.大学の先輩・友人の影響 5.学内企業説明会の影響 6.チャーターによる進路の拘束 7.小括 |
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第3部 偏差値序列への抵抗 |
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第9章 ボーダーフリー大学におけるキャリア教育科目担当教員のストラテジー |
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1.はじめに 2.調査概要 3.X大学のキャリア教育科目担当教員が抱える困難 4.X大学のキャリア教育科目担当教員の対応 5.アカデミック教員と実務家教員の対応の違い 6.授業や教員に対する学生の評価と効果 7.考察 8.小括 |
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第10章 “ボーダーフリー・エリート”のストラテジー |
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1.はじめに 2.調査概要 3.“ボーダーフリー・エリート”の特徴と直面する困難 4 “ボーダーフリー・エリート”のストラテジー 5.ストラテジーの効果 6.考察 7.小括 |
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終章 |
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1.得られた知見の要約 2.キャリア教育に対する示唆 3.高等教育政策に対する示唆 4.理論に対する貢献 5.今後の課題と展望 |