| タイトルコード |
1000101249954 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
食わず女房から源氏物語へ語りをたどる |
| 書名ヨミ |
クワズ ニョウボウ カラ ゲンジ モノガタリ エ カタリ オ タドル |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
藤井 貞和/著
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| 著者名ヨミ |
フジイ サダカズ |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
三弥井書店
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| 出版年月 |
2025.4 |
| 本体価格 |
¥3600 |
| ISBN |
978-4-8382-3429-5 |
| ISBN |
4-8382-3429-5 |
| 数量 |
7,239,6p |
| 大きさ |
21cm |
| 分類記号 |
910.2
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| 件名 |
日本文学-歴史
口承文芸
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| 内容紹介 |
昔話から鬼は生まれる、神が隠れる-。神話紀、昔話紀、フルコト紀、物語紀そしてファンタジー紀。編年の流れをたどり、物語や和歌をつらぬく壮大な語りの世界の変容と構造を見据える。「<うた>の空間、詩の時間」の姉妹書。 |
| 著者紹介 |
東京都文京区生まれ。国語教育学科(東京学芸大学)、言語情報科学専攻(東京大学<駒場>)、日本文学専攻(立正大学)に勤めた。著書に「物語論」「物語史の起動」「古日本文学発生論」など。 |
| 目次タイトル |
一章 昔話始まる(上) |
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一 クロード・レヴィ=ストロース(一九〇八〜二〇〇九) 二 『神話論理』を紐解く 三 旧アジア大陸から新大陸へ 四 文学編年史の反省点 五 <五紀の表>にしてみる 六 昔話の始まりは-田、稲、米 七 食わず女房 |
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二章 昔話始まる(下) |
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一 『吹谷松兵衛昔話集』版「食わず女房」 二 前代への退行 三 皮の上衣 四 囲炉裏端で“視る”昔話 五 昔話紀の悲しみの感情 六 文字を消そう動画およびナレーションのために 七 神から鬼へ 八 人肉の臭いがするぞ |
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三章 過去の語り、今は昔、現在での語り |
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一 昔話の時間 二 今に近い昔 三 「き」と「けり」 四 物語文学の<非過去> 五 仮面が過去からやってくる-「おも、おもふ」考 六 笑話のなかの被差別 七 「最初に語る」とは 付 世間話 |
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四章 フルコトは語る |
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一 フルコト紀の叙述 二 フルコトの叙述の時制 三 フルコトとして読む『古事記』神話 四 伝承、神話の三層構造 五 料理姫の神話を伝えるスサノヲ 六 『古事記』序-帝紀 七 天武十年二月と三月 付 神話をまとめる |
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五章 『遠野物語』と“今は昔” |
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一 民俗学的起点 二 「今は昔」と昔話 三 『遠野物語』の「今」とは 四 「今」を過去へ送り込む |
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六章 源氏物語の空間 |
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一 「藤裏葉」巻の帝、院を迎えての賀宴 二 南の御殿から西の御殿(秋の御殿)へ 三 二条院の「桜」 四 新構想への変更か |
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七章 紫上の死去 |
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一 光源氏の出家 二 紫上死去は七月 三 二元的四季観 四 「御法」巻の経過 五 致仕大臣の弔問 六 「幻」巻の叙述 七 不出家の主題 八 送り火とともに |
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八章 歌謡とは何か |
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一 民謡とは 二 歌謡研究のいろいろ 三 フルコトのなかの歌謡-起源的性格の一 四 「うた」の語源 五 物語文学と「うたううた」 六 類歌-起源的性格の二 七 現在の起源-起源的性格の三 八 ケニング、ヘイテイ |
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九章 歌語りを位置づける |
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一 平安最初の百年 二 歌語り時代 三 語部的女性-折口の提案 四 <咎め>と答え 五 聴くルール 六 気絶した男へぶっかける冷や水 七 座談の終わり |
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十章 演劇言語論 |
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一 <俳優>たちの態 二 演じられる場所と所作 三 黒い翁、赤い仮面 四 人身犠牲の終わりと仏教 五 文楽・歌舞伎と能と-芸能の二大区分 六 演劇、芸能の言語の発生 七 亡霊たちはどこへ |
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十一章 語り物の演唱 |
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十二章 『琉球文学大系』の開始 |
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十三章 物語研究の横断 |
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一 自由間接話法 二 作品論かテクスト論か 三 インタテクスチュアリティ 四 ポストモダンの功罪 五 沖縄一九八九 六 時枝の日本言語学 七 性差、フェミニズム、婚姻規制 |
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十四章 詩学を語る |
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十五章 深層に降り立つ |
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一 意味語を下支えする機能語 二 漢字かな交じり文 三 意味語、機能語と書くこととの対応 四 表意文字と表音文字 五 句読点punctuation marksの機能性 六 音便euphonyの表記 七 物語、和歌の解明として 八 深層の受け取りよう 九 “物思いのない山” 十 物語の最終ステージは 付 本文と活字本 |
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十六章 小説の悲しみ |
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終章 「二〇一一〜二〇一四」と明日とのあいだ |
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一 廃屋の画像 二 ライブの旅 三 『津浪と村』(一九四三) 四 福島県内と県外 五 忘れないために 六 震災に向き合う 七 口承文学の取り組み 八 マイノリティの文学 九 引き返しの不可能さ |