| タイトルコード |
1000101250548 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
中世伊勢神宮の形成と地域社会 |
| 書名ヨミ |
チュウセイ イセ ジングウ ノ ケイセイ ト チイキ シャカイ |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
勝山 清次/著
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| 著者名ヨミ |
カツヤマ セイジ |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
塙書房
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| 出版年月 |
2025.5 |
| 本体価格 |
¥14000 |
| ISBN |
978-4-8273-1360-4 |
| ISBN |
4-8273-1360-4 |
| 数量 |
5,439,30p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
175.8
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| 件名 |
伊勢神宮
三重県-歴史
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| 内容紹介 |
中世伊勢神宮の形成期である11世紀の託宣や怪異の訴えを解明し、伊勢信仰の広がりに果たした天照大神をめぐる新たな言説を検討。また伊勢や伊賀の在地支配の問題も考察する。「中世伊勢神宮成立史の研究」の続編。 |
| 著者紹介 |
石川県生まれ。京都大学大学院文学研究科国史学専攻(博士課程)単位取得退学。同大学名誉教授。著書に「中世年貢制成立史の研究」「中世伊勢神宮成立史の研究」など。 |
| 目次タイトル |
第一部 中世伊勢神宮の形成と伊勢信仰 |
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第一章 平安時代における伊勢神宮祭神の託宣とその影響 |
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はじめに 一 長元年間の託宣 二 長暦三、四年の託宣 三 度重なる託宣と斎王周辺への集中 四 天皇の敬神の深まりと神事における穢れ忌避の強化 五 内侍所神楽の定例化 六 託宣の減少 |
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第二章 神社の災異と軒廊御卜 |
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はじめに 一 災異と軒廊御卜 二 神社の怪異と貴族の時代観 三 神事における穢れ忌避の強化と赦における神社訴訟対象者の除外 四 祟る神から応える神へ おわりに |
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第三章 中世における伊勢信仰の広がりと天照大神 |
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はじめに 一 国主神への変容と信仰の広がり 二 天照大神観の展開と信仰への誘い 三 起請文のなかの天照大神と参宮の増加 四 伊勢信仰の浸透と起請文 五 参宮の広がりと新たな言説 おわりに |
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第四章 中世伊勢神宮領の形成と朝廷の規制 |
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はじめに 一 伊勢神宮領の御厨・御園の形成 二 伊勢神宮領に対する規制と保護 三 一二世紀における神宮領の形成 四 伊勢神宮領の建久年間 五 神役体系の見直しと再編 |
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付論 平安時代前・中期における朝廷の卜占と物怪・モノノケ |
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はじめに 一 卜占と物怪 二 卜占とモノノケ・邪気 おわりに |
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第二部 地域社会の様相 |
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第五章 伊勢の荘園制と御厨・御園・荘園 |
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一 伊勢の荘園制と公郡の御厨・御園・荘園 二 神郡の御厨・御園・荘園 |
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第六章 伊賀の荘園制と諸権門領 |
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第七章 東寺領伊勢国川合荘の出現と退転 |
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はじめに 一 東寺領川合荘の出現 二 川合荘支配の様相 三 田堵荒木田延能の反抗 四 下司物部頼季の敵対 おわりに |
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第八章 東寺領川合・大国荘 |
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第九章 伊賀国条里制の二つの問題 |
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はじめに 一 財良寺領と伊賀郡の条里 二 六条院領山田荘と山田郡条里 おわりに |