| タイトルコード |
1000101298484 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
『人間失格』の「のです」をどう翻訳するか |
| 書名ヨミ |
ニンゲン シッカク ノ ノデス オ ドウ ホンヤク スルカ |
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日独語対照文学研究 |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
宮内 伸子/著
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| 著者名ヨミ |
ミヤウチ ノブコ |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
ひつじ書房
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| 出版年月 |
2025.12 |
| 本体価格 |
¥3600 |
| ISBN |
978-4-8234-1284-4 |
| ISBN |
4-8234-1284-4 |
| 数量 |
15,352p |
| 大きさ |
20cm |
| 分類記号 |
910.4
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| 件名 |
日本文学
翻訳文学
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| 注記 |
文献:p339〜349 |
| 内容紹介 |
吉本ばなな「キッチン」、川端康成「山の音」…。日本文学作品を取り上げ、ドイツ語への翻訳を主要な手がかりとして、言語の発想の違いを解説する。例文はドイツ語訳・英語訳を併記。『ドイツ語文化圏研究』掲載などを書籍化。 |
| 著者紹介 |
埼玉県生まれ。東京都立大学大学院でドイツ文学を専攻し修士号取得。富山大学にてドイツ語およびドイツ文学の教授を務め、退職。 |
| 目次タイトル |
第1章 吉本ばなな『キッチン』 |
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1.作品のニュアンス 2.「してしまう」、「気をつかう」をどう翻訳するか 3.心的態度の表明 |
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第2章 川端康成『山の音』 |
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1.美しい日本の私 2.省筆の美 3.曖昧な文をどう翻訳するか 4.ドイツ語訳との比較から明らかになること 5.曖昧さの魅力 |
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第3章 三島由紀夫『愛の渇き』 |
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1.明晰で理知的 2.華麗な比喩表現 3.直喩表現をどう翻訳するか 4.なぞらえ信号「よう」 5.正確な表現 |
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第4章 太宰治『人間失格』 |
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1.『人間失格』の語り口 2.「のです」をどう翻訳するか 3.分かって欲しい |
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第5章 宮部みゆき『火車』 |
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1.地上の視点 2.恩恵授受の表現 3.「てくれる」、「てもらう」、「てやる」をどう翻訳するか 4.思いやりのやり取り |
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第6章 山田太一ファンタジー三部作 |
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1.不可欠な終助詞 2.「共同注意」と終助詞「ね」と「よ」-『異人たちとの夏』の親子の会話 3.終助詞を欠く表現のニュアンス-『遠くの声を捜して』の「声だけの女」 4.終助詞の人物像造形機能-『飛ぶ夢をしばらく見ない』の睦子と妻の口調 5.終助詞がもたらすニュアンス |
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第7章 トーマス・マンと北杜夫(1) |
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1.没落物語のユーモア 2.『ブッデンブローク家の人びと』と『楡家の人びと』に見られるユーモア表現 3.言語の特性とユーモア表現 |
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第8章 トーマス・マンと北杜夫(2) |
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1.ドイツ語動詞scheinen 2.『ブッデンブローク家の人びと』と『楡家の人びと』 3.scheinenと「見える・思われる」 4.言語の特性と小説の語りの態度 |
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第9章 開高健『夏の闇』 |
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1.風景描写と心象風景 2.人称代名詞の省略 3.「鑑賞」という方法 4.私小説の本当らしさ |
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第10章 俳句の翻訳の変遷 |
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1.俳句、もっとも日本的な文芸 2.俳句のドイツ語訳の歴史 3.俳句のドイツ語訳の具体例 4.俳句のドイツ語訳の変遷 |