タイトルコード |
1000100146564 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
シリーズ現代の生態学 2 |
巻次(漢字) |
2 |
書名ヨミ |
シリーズ ゲンダイ ノ セイタイガク |
各巻書名 |
地球環境変動の生態学 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
日本生態学会/編
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著者名ヨミ |
ニホン セイタイ ガッカイ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
共立出版
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出版年月 |
2014.2 |
本体価格 |
¥3400 |
ISBN |
978-4-320-05741-8 |
ISBN |
4-320-05741-8 |
数量 |
12,278p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
468.08
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件名 |
生態学
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各巻件名 |
環境(生態学) |
注記 |
文献:p249〜269 |
内容紹介 |
新進気鋭の若手生態学者たちが考える生態学の体系をシリーズ化。2では、主に陸域の地球環境変動の過去、現在、未来について、地域スケールから全球スケールにおけるプロセスとメカニズムを生態学的な視点から解説。 |
目次タイトル |
第1章 地球環境変動と陸域生態系 |
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1.1 はじめに 1.2 陸域生態系のはたらき 1.3 陸域生態系のシミュレーション 1.4 陸域生態系の地球環境変動に対する寄与 1.5 おわりに |
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第2章 陸域生態系研究における現地観測 |
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2.1 はじめに 2.2 気象観測 2.3 フラックスの測定 2.4 生態系の調査 |
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第3章 リモートセンシングによってわかる陸上植生 |
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3.1 はじめに 3.2 リモートセンシングのプラットフォーム 3.3 センサー別に見たリモートセンシング 3.4 リモートセンシングと地上での調査・観測の融合 3.5 地球環境のモデリングに対する植生のリモートセンシングの役割 |
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第4章 異なる気候に成立する森林の動態と自然撹乱 |
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4.1 はじめに 4.2 森林樹木群集の構造的特徴と森林撹乱体制 4.3 様々な森林の樹木群集動態 4.4 異なる気候に成立する森林の林冠動態と撹乱体制 4.5 気候環境の変化にともなう森林群集への影響予測 4.6 おわりに |
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第5章 地域スケールにおける大気と森林生態系の相互作用研究 |
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5.1 はじめに 5.2 森林のエネルギー収支・炭素収支の算出法 5.3 自然撹乱後のエネルギー・炭素収支の変化 5.4 森林の発達段階に伴う炭素収支 5.5 老齢林の生態系生産量を制御する要因 5.6 今後の大気と森林生態系の相互作用研究の課題 |
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第6章 土壌における炭素動態とモデリング |
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6.1 陸域生態系の炭素循環と土壌有機物 6.2 土壌炭素の動態 6.3 土壌炭素動態の環境応答モデリング |
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第7章 植生と気候の相互作用と,動的全球植生モデル |
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7.1 気候-植生間における相互作用 7.2 動的全球植生モデル(DGVM)の誕生 7.3 初期の大気大循環モデル-動的全球植生モデル結合実験 7.4 動的全球植生モデルに導入が進められる森林ギャップダイナミックス 7.5 動的全球植生モデルにおいて,いかに種多様性を扱うか 7.6 おわりに |
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第8章 土壌における炭素循環と気候変動 |
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8.1 はじめに 8.2 土壌の炭素循環 8.3 気候と土壌のフィードバック:泥炭地におけるケーススタディ 8.4 シミュレーション研究のフロンティア 8.5 結論および将来の方向性 |
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第9章 花粉分析による植生変動の復元 |
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9.1 はじめに 9.2 古生態学 9.3 花粉分析による植生変動研究の発展 9.4 第四紀の気候変動 9.5 氷期・間氷期変動と植生変遷 9.6 歴史時代の人間活動と植生変遷 9.7 古生態学における新しい手法の導入 |
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第10章 樹木年輪セルロースの酸素同位体比による気候変動の復元 |
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10.1 はじめに:樹木年輪と同位体比 10.2 年輪セルロース同位体比の変動メカニズム-その1(光合成) 10.3 年輪セルロース同位体比の変動メカニズム-その2(セルロースの生合成) 10.4 気候変動の復元 10.5 樹木生理生態への応用 10.6 考古学・歴史学への貢献 10.7 おわりに:分析技術の進歩と今後の可能性 |
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第11章 陸域生態系の温室効果ガス収支 |
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11.1 はじめに 11.2 メタンの循環 11.3 亜酸化窒素の循環 11.4 各種生態系におけるメタン・亜酸化窒素収支の特徴 11.5 メタン・亜酸化窒素フラックスのモデル評価 11.6 将来の気候変動とメタン・亜酸化窒素 |
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第12章 森林破壊と地球環境変化 |
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12.1 はじめに:森林破壊の歴史と意義 12.2 森林破壊は生態系にどのような影響を与えるか 12.3 これまで森林はどのように破壊されてきたか 12.4 森林破壊を検出し把握する方法 12.5 森林破壊と地球環境変化 12.6 おわりに:森林破壊の防止に向けて |