タイトルコード |
1000101131231 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本古代の宮都と交通 |
書名ヨミ |
ニホン コダイ ノ キュウト ト コウツウ |
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日中比較研究の試み |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
市 大樹/著
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著者名ヨミ |
イチ ヒロキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
塙書房
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出版年月 |
2024.1 |
本体価格 |
¥13000 |
ISBN |
978-4-8273-1347-5 |
ISBN |
4-8273-1347-5 |
数量 |
8,740,30p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.3
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件名 |
日本-歴史-古代
都城
交通-日本
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注記 |
布装 |
内容紹介 |
飛鳥時代から平安時代初頭までの宮都の展開と交通の運用について、日本律令国家の形成と特質を考えるための一助となるよう、日中比較研究の手法を交え、法的枠組みと実態の両側面から解明する。 |
著者紹介 |
愛知県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。同大学大学院人文学研究科教授。著書に「飛鳥藤原木簡の研究」「日本古代都鄙間交通の研究」など。 |
目次タイトル |
序章 本書の目的と構成 |
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第Ⅰ部 日唐律令条文の比較検討 |
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第一章 日唐王宮の空間構成と門 |
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はじめに 第一節 衛禁律からみた日唐王宮の空間構成 第二節 日本における門呼称の独自性 第三節 律令制的王宮の成立過程に関する見通し おわりに |
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第二章 日唐王宮の通行規制 |
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はじめに 第一節 日唐門籍制の比較検討 第二節 日唐門【ボウ】制(門傍制)の比較検討 おわりに |
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第三章 日唐交通制度の法的枠組み |
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はじめに 第一節 国土の編成 第二節 国土の維持 第三節 国土の移動 おわりに |
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第四章 厩牧令からみた日本律令国家の馬牛政策 |
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はじめに 第一節 厩・繫飼に関する条文群 第二節 牧に関する条文群 第三節 駅伝に関する条文群 第四節 馬牛細則に関する条文群 おわりに |
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第Ⅱ部 宮都の展開 |
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第五章 孝徳朝難波諸宮の史料的検討 |
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はじめに 第一節 子代離宮と小郡宮 第二節 難波長柄豊碕宮の造営過程と利用形態 おわりに |
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第六章 大化改新と難波諸宮 |
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はじめに 第一節 孝徳朝難波諸宮の展開 第二節 前期難波宮(難波長柄豊碕宮)の革新性 おわりに |
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第七章 藤原宮東隣地の性格と展開 |
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はじめに 第一節 東隣地における遺構変遷 第二節 香山正倉をめぐって 第三節 香具山宮をめぐって 第四節 左京職をめぐって おわりに |
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第八章 平城遷都直前における元日朝賀と賜宴 |
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はじめに 第一節 和銅三年元日朝賀と賜宴の場 第二節 「小帝国」構造との関連 第三節 和銅年間における平城宮・京の状況 おわりに |
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第Ⅲ部 交通の運用実態 |
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第九章 宮都の変遷と畿内の交通路 |
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はじめに 第一節 飛鳥時代における宮都の展開と交通路 第二節 奈良時代の六道駅路と非六道駅路 第三節 平安時代初頭における交通体系の再編成 おわりに |
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補論一 古代東高野街道の利用状況と槻本駅 |
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はじめに 第一節 東高野街道と南海道駅路 第二節 東高野街道の利用状況 第三節 河内国槻本駅の所在地をめぐって おわりに |
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第十章 『万葉集』からみた交通制度の運用実態 |
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はじめに 第一節 七道制との関わり 第二節 駅路の相対化 第三節 陸上交通と水上交通 第四節 駅制とその周辺 おわりに |
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第十一章 外国使節の来朝と駅家 |
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はじめに 第一節 駅家の修造と外国使節 第二節 山陽道駅家の改造と京の整備 第三節 法制からみた外国使節の入京ルート 第四節 実例からみた外国使節の入京ルート おわりに |
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補論二 「路次」の用例 |
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第十二章 天平期節度使体制下の文書送達 |
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はじめに 第一節 節度使と出雲国計会帳 第二節 節度使符の下達 第三節 解節度使解文の上申 おわりに |
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終章 日本古代の宮都・交通と東アジア |