タイトルコード |
1000101140263 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
がん患者の集団になにができるか |
書名ヨミ |
ガンカンジャ ノ シュウダン ニ ナニ ガ デキルカ |
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肺がんの罹患経験の社会学 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
齋藤 公子/著
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著者名ヨミ |
サイトウ キミコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
現代書館
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出版年月 |
2024.2 |
本体価格 |
¥3400 |
ISBN |
978-4-7684-3601-1 |
ISBN |
4-7684-3601-1 |
数量 |
283,11p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
493.385
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件名 |
肺癌
セルフヘルプグループ
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注記 |
文献:巻末p1〜11 |
内容紹介 |
肺がん患者たちの「知識のやりとり」と「生きる権利の訴え」という2種類の集団活動に焦点を当てる。彼ら彼女らが、集うことで社会や医療を変革し、連帯や希望をもたらしていることを明らかにする。テキストデータ請求券付き。 |
著者紹介 |
埼玉県出身。立教大学社会学研究科博士課程後期課程修了。同大学社会福祉研究所事務局兼任の研究員。博士(社会学)。胃がんに罹患し、がんの患者会活動に参加。 |
目次タイトル |
1章 課題の設定 |
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1 肺がん患者たちとの出会いに受けた衝撃 2 私の胃がん罹患の経験 3 本書の対象と課題 |
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2章 近年のがん医療と肺がん医療 |
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1 がん医療と肺がん医療の現在 2 がん医療にまつわる制度の変更 |
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3章 先行研究 |
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1 がん患者たちの集団活動についての研究 2 「患者の知識」についての研究 3 病いと向き合う人々が携わる社会運動についての研究 4 病いと向き合う人々の語りについての研究 |
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4章 調査概要 |
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1 フィールドワークについて 2 インタビューについて 3 倫理的配慮 |
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5章 がんは人々の「生」にいかに影響するか-肺がん患者たちの語りから |
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1 「「あ、ふつうに働けるんや」って、希望をもらえて」-Pさんの語りから 2 「おんなじ世代で、子どもがこんなに小さくって、がんの人なんて私ぐらいだって、ずっと思ってた」-Lさんの語りから 3 「患者会っていうのに参加し出して、ほんまにそっから楽しくなった」-Kさんの語りから 4 「自分は生きてるだけで、結構人に希望を与えているのか」-Mさんの語りから 5 「そういう人生、想像してないですもんね」-Aさんの語りから 6 がんはそれぞれの患者の「生」に個別に影響する |
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6章 肺がん患者たちによる「知識のやりとり」-集団内での活動 |
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1 仲間と出会うまで 2 「知識のやりとり」の実際 3 「知識のやりとり」から生じる「患者の自律」 |
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7章 肺がん患者たちによる「生きる権利の訴え」-集団の外に向けた活動 |
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1 がん患者たちが携わってきた活動 2 「高額薬剤問題」に対応する 3 「受動喫煙問題」について訴える 4 治験を提案する 5 「生きる権利の訴え」から生じる「連帯」と「希望」 |
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8章 がん患者の集団になにができるか-結論 |