タイトルコード |
1000100866835 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
イラン伝統音楽の即興演奏 |
書名ヨミ |
イラン デントウ オンガク ノ ソッキョウ エンソウ |
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声・楽器・身体・旋法体系をめぐる相互作用 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
谷 正人/著
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著者名ヨミ |
タニ マサト |
出版地 |
国分寺 |
出版者 |
スタイルノート
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出版年月 |
2021.1 |
本体価格 |
¥2500 |
ISBN |
978-4-7998-0190-1 |
ISBN |
4-7998-0190-1 |
数量 |
131p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
762.272
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件名 |
音楽-イラン
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内容紹介 |
声や楽器、身体そして旋法を巡って、イラン音楽はいかに相互浸透的な側面を持っているのか? 演奏者兼研究者が、自ら即興の実践を行い試行錯誤するなかで得た様々な知見をもとに考察を行う。 |
著者紹介 |
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。イラン学生音楽コンクールサントゥール独奏部門奨励賞受賞。神戸大学国際人間科学部准教授。「アラブの音文化」で第28回田邉尚雄賞受賞。 |
目次タイトル |
第1章 「個性」はいかに研究可能(記述可能)か? |
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1 はじめに 2 習得するラディーフによる違い 3 社会的・個人的な「手癖」 4 おわりに |
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第2章 歌謡における言葉のリズムと音楽のリズム |
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1 はじめに 2 ケレシュメの場合 3 サーギーナーメの場合 4 チャハールパーレの場合 5 まとめ |
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第3章 打弦楽器を巡る試行錯誤 |
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1 はじめに 2 サントゥールという立場 3 カシミールからヒンドゥスターニー音楽へ 4 声の模倣という難題 5 イランにおける異なった帰結-器楽的性格の強化へ |
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第4章 指で感じ理解すること |
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1 はじめに 2 楽器間のヒエラルキーさえ引き起こす音楽体験の差異 3 サントゥールとセタール(およびタール)の身体性の違い 4 手の構え(指の配置)から認識されるテトラコード 5 指から気付くという優位性 6 おわりに |
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第5章 サントゥール演奏の新しい身体性 |
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1 はじめに 2 新しいバチ使い-ミ・ファ間の分断を巡って 3 重音時のバチ配置-合理性への追求 4 打弦ポイントを巡る哲学 5 普遍化する「弾きにくさ」 6 高音が左側に配置されていることの意味-楽器盤面の地政学に向けて |
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第6章 ラディーフから何を学ぶのか? |
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1 グーシェ間の関係性への気付き 2 4種のテトラコードの把握-モードギャルディ(旋法間の移動)のための橋渡し 3 グーシェ内の構造とそれに応じた旋律の展開方法についての気付き 4 グーシェの移転 5 一時停止(未決)音タアリーグの把握 6 終わりに |