タイトルコード |
1000100584664 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
激動のアフリカ農民 |
書名ヨミ |
ゲキドウ ノ アフリカ ノウミン |
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農村の変容から見える国際政治 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
鍋島 孝子/著
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著者名ヨミ |
ナベシマ タカコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
明石書店
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出版年月 |
2018.1 |
本体価格 |
¥4600 |
ISBN |
978-4-7503-4605-2 |
ISBN |
4-7503-4605-2 |
数量 |
261p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
312.4
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件名 |
アフリカ-政治・行政
農村-アフリカ
農民
内乱
民族問題-アフリカ
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注記 |
文献:章末 |
内容紹介 |
国際政治社会学を通じて、アフリカの「普通の人達」である農民が暴力によって政治の動向を左右するようなアクターに発展していく過程を検証。農村の歴史的変容に民族紛争の根源を探し、アフリカにおける暴力の構造を解明する。 |
著者紹介 |
パリ第一大学第三課程政治学博士課程修了。博士(政治学)。北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院、国際食資源学院准教授。専攻は国際政治学及びアフリカ地域研究。 |
目次タイトル |
序論 |
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注・参考文献 |
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第1章 農村をめぐる理論 |
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第1節 人類学・社会学的側面 |
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1 農民の文化 2 農村の経済活動 3 「外」と関わる社会組織:ヨーロッパ封建制との比較 |
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第2節 政治理論から |
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1 権力構造と市民社会 2 産業革命から社会主義まで 3 政治社会学 |
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第3節 国際秩序の中の農村共同体 |
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1 最周辺からの反逆 2 内政と国際政治の狭間から生まれるナショナリズム 3 アクターから見る方法論:占領軍と宣教師の方法を超えて |
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第4節 変容理論と地域研究 |
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1 近代化と国家体制 2 大国の外圧:勢力均衡から冷戦、グローバリゼーションまで 3 文化変容 |
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注・参考文献 |
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第2章 マダガスカル |
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第1節 変容以前 |
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1 地理・概観・人種 2 王制 3 伝統的農村共同体 |
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第2節 植民地 |
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1 社会の変動 2 伝統的農村共同体の変容 3 ナショナリズムの形成 |
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第3節 社会主義政権 |
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1 暫定政権の改革 2 ラチラカ政権 3 アナーキーとなった農村 |
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第4節 グローバリゼーション |
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1 民主化 2 構造調整期 3 「民族」の形成と国民の意思 |
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注・参考文献 |
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第3章 アフリカ政治社会学 |
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第1節 大国への反発から生まれた戦略 |
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1.ヨーロッパの植民地政策:「侮蔑」 2 独立運動とアフリカの復権:作られる「伝統」と「民族」 3 冷戦の「最周辺国」アフリカへの介入:分離独立と「民族」 |
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第2節 国家との乖離から生まれたアクター |
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1 国家エリート 2 大衆農民と伝統的首長 3 アフリカにとっての民主化 |
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第3節 暴力の構造 |
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1 国家による犯罪 2 安全保障の問題 3 リベラリズムと国際社会の介入 |
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第4節 民族中心主義 |
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1 比較研究:ルワンダ 2 作られる民族意識:国民国家の下の煽動 3 農民の「第三のアイデンティティー」 |
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注・参考文献 |
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結論 |
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農村政治学と国際政治社会学の確立 アフリカ農村共同体の変容 虚構の民族の政治化とアフリカへの寛容さ 今後の課題 |
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注 |