タイトルコード |
1000100831415 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
帝国陸海軍の戦後史 |
書名ヨミ |
テイコク リクカイグン ノ センゴシ |
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その解体・再編と旧軍エリート |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
山縣 大樹/著
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著者名ヨミ |
ヤマガタ タイジュ |
出版地 |
福岡 |
出版者 |
九州大学出版会
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出版年月 |
2020.9 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-7985-0292-2 |
ISBN |
4-7985-0292-2 |
数量 |
272p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
392.1076
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件名 |
軍隊-歴史
軍人と政治
日本-歴史-昭和時代(1945年以後)
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注記 |
文献:p253〜266 |
内容紹介 |
近代日本において政治勢力の一翼を担った帝国陸海軍は、どのように戦後を迎えていったのか。帝国陸海軍の解体と再編をめぐる一連の過程における「旧軍エリート」の動向を通じて、その特質を明らかにし、歴史的意義を解明する。 |
著者紹介 |
1988年福岡市生まれ。九州大学大学院比較社会文化学府博士後期課程修了。博士(比較社会文化)。独立行政法人国立公文書館非常勤職員(統括公文書専門官付公文書専門員)。 |
目次タイトル |
序章 課題と視角 |
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一 問題の所在 二 占領史・戦後史研究のなかの帝国陸海軍 三 本書の課題と視角 四 本書の構成 |
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第一章 敗戦と武装解除 |
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はじめに 一 終戦と帝国陸海軍 二 旧陸軍と内地復員 三 旧海軍の艦艇処分 四 復員業務をめぐる復員組織職員の本分 おわりに |
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第二章 復員組織職員の職務と役割 |
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はじめに 一 二復職員の基本的性格 二 二復職員の公職留任をめぐるGHQ等の認識 三 占領期における公職留任の深層 四 一九五〇年代以降における二復幹部の役割変化 おわりに |
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第三章 軍人恩給の復活過程 |
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はじめに 一 敗戦後の軍人恩給停止 二 対日占領下における軍事援護の周辺 三 「画期」としての軍人恩給復活 おわりに |
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第四章 「反動」と旧軍人特権回復 |
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はじめに 一 加算制の廃止と先送りの論理 二 軍恩全連の組織的性格と運動方法 三 加算制復活をめぐる軍恩全連の活動方針 四 自民党との連携と加算制の一部復活 おわりに |
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第五章 旧日本海軍グループの「空海軍」再建とその遺産 |
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はじめに 一 旧日本海軍グループの活動前史 二 本格的再軍備計画の始動 三 二復案にみる海上自衛力組織の特徴 四 「空海軍」構想の激化とその帰結 おわりに |
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終章 帝国陸海軍の解体・再編と旧軍エリート |
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一 アクターとしての特徴と役割 二 動向分析にみる特質とその位置付け |