タイトルコード |
1000100735838 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
原理と直観で読み解く量子系の物理 |
書名ヨミ |
ゲンリ ト チョッカン デ ヨミトク リョウシケイ ノ ブツリ |
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素粒子から宇宙まで |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
Bogdan Povh/原著
Mitja Rosina/原著
石川 隆/共訳
園田 英徳/共訳
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著者名ヨミ |
Bogdan Povh Mitja Rosina イシカワ タカシ ソノダ ヒデノリ |
著者名原綴 |
Povh Bogdan Rosina Mitja |
出版地 |
東京 |
出版者 |
森北出版
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出版年月 |
2019.8 |
本体価格 |
¥4200 |
ISBN |
978-4-627-15652-4 |
ISBN |
4-627-15652-4 |
数量 |
12,221p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
421.3
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件名 |
量子力学
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内容紹介 |
量子論の基本原理と分野間のアナロジーから、様々な量子系の物理量を簡単な計算で見積もり、複雑な現象を理解する。現代物理の各分野を総合的に眺め、量子系物理の学習・研究に不可欠な「基礎」と「センス」を習熟できる一冊。 |
著者紹介 |
ドイツの物理学者。元ハイデルベルク大学教授および元マックス・プランク核物理研究所所長。専門は原子核物理実験。 |
目次タイトル |
1章 光子散乱-構造因子 |
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1.1 コンプトン効果 1.2 トムソン散乱 1.3 構造因子 1.4 結晶による無反跳散乱 1.5 自由な電子による光子散乱 |
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2章 レプトン散乱-原子核の半径 |
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2.1 電子・クォーク散乱 2.2 電子・核子散乱 2.3 ニュートリノ・電子散乱 2.4 ニュートリノ・クォーク散乱 |
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3章 弾性レプトン・クォーク散乱-仮想光子と仮想グルオン |
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3.1 仮想的ワイツゼッカー・ウィリアムズ光子 3.2 ビョルケン・ファインマンの仮想パートン-深非弾性散乱 3.3 結合定数 |
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4章 水素原子-量子力学の遊び場 |
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4.1 レベルダイアグラム 4.2 ラムシフト 4.3 超微細構造 4.4 水素型原子 |
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5章 多電子原子-殻構造 |
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5.1 束縛エネルギー 5.2 原子半径 5.3 磁気モーメントをもつ原子 5.4 強磁性と反強磁性 |
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6章 共有結合とイオン結合-電子の共有 |
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6.1 共有結合 6.2 イオン結合 |
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7章 分子間力-複雑な構造の形成 |
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7.1 ファンデルワールス相互作用 7.2 水素結合 7.3 生物学における水素結合 |
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8章 冷中性子-物性の分光学 |
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8.1 結晶に対する分散関係 8.2 局在した振動モード 8.3 アモルファス物質の分散関係 8.4 比熱 |
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9章 量子気体-量子縮退 |
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9.1 フェルミ気体 9.2 ボーズ気体 9.3 コヒーレントな光子気体-レーザー |
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10章 量子液体-超流動 |
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10.1 常流動[3]He 10.2 超流動[4]He 10.3 超流動ヘリウム液滴 10.4 超流動[3]He |
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11章 金属-準自由電子 |
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11.1 金属結合 11.2 電気伝導率 11.3 クーパー対 11.4 超伝導体における反磁性 11.5 巨視的量子干渉 11.6 熱伝導率 |
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12章 ハドロン-強い相互作用の原子 |
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12.1 qq束縛状態 12.2 軽いクォークからできたハドロン 12.3 カイラル対称性の破れ |
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13章 核力-パイ中間子の共有 |
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13.1 短距離での斥力 13.2 引力 13.3 軽い原子核と少し重い原子核からの情報 |
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14章 原子核-フェルミ液体の滴 |
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14.1 全体的な性質-フェルミ気体モデル 14.2 個々の性質-殻モデル 14.3 集団的励起 |
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15章 恒星,惑星,小惑星 |
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15.1 太陽と太陽に似た恒星 15.2 太陽の中でのエネルギー生成 15.3 太陽より重い恒星 15.4 惑星と小惑星 |
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16章 素粒子-素過程 |
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16.1 素粒子のファミリー 16.2 クォークの弱崩壊 16.3 Z[0]と光子 16.4 Higgs ex Machina 16.5 陽子崩壊 |
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17章 宇宙論-初期宇宙 |
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17.1 ビッグバンの三つの柱 17.2 ビッグバンの問題点 |