タイトルコード |
1000100776132 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近世後期テニヲハ論の展開と活用研究 |
書名ヨミ |
キンセイ コウキ テニオハロン ノ テンカイ ト カツヨウ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
遠藤 佳那子/著
|
著者名ヨミ |
エンドウ カナコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勉誠出版
|
出版年月 |
2019.11 |
本体価格 |
¥8000 |
ISBN |
978-4-585-28047-7 |
ISBN |
4-585-28047-7 |
数量 |
16,314,11p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
815.7
|
件名 |
日本語-助詞-歴史
|
注記 |
付:黒川真頼草稿『詞の栞』(1枚) |
注記 |
文献:p305〜312 |
内容紹介 |
近世の伝統的なテニヲハ研究を動詞の活用研究との関係から辿り、近代的文法研究に与えた影響を検討。国学研究の地平に肉薄し、その射程を読み解く。附録として未発表資料「黒川真頼 草稿「詞の栞」影印・翻刻」も収録。 |
著者紹介 |
1986年生まれ。上智大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程満期退学。博士(文学)。都留文科大学、フェリス女学院大学等非常勤講師。専門は日本語学、日本語学史。 |
目次タイトル |
序章 |
|
第一節 研究の背景と目的 第二節 編述の方法と「近世後期文法論関係書年表稿」 第三節 活用研究から考えるテニヲハ論 |
|
第一部 完了「り」の学説史 |
|
第一章 完了「り」考-鈴木朖まで- |
|
一、はじめに 二、近世前期の記述 三、本居宣長 四、富士谷成章 五、鈴木朖 六 まとめ |
|
第二章 完了「り」考-本居春庭以降- |
|
一、はじめに 二、本居春庭 三、義門 四、富樫広蔭 五、黒沢翁満 六、まとめ |
|
第三章 「自他」再考 |
|
一、はじめに 二、『一歩』における「自他」 三、富士谷成章の「自他」 四、本居宣長の「自他」と「こなた・かなた」 五、まとめ |
|
第二部 命令形の学説史 |
|
第四章 「命令形」考 |
|
一、はじめに 二、秘伝書から宣長・成章へ 三、活用研究の展開 四、幕末の研究 五、まとめ |
|
第五章 続「命令形」考-明治前期における- |
|
一、はじめに 二、近世後期の活用表の特徴 三、明治前期伝統文典 四、明治前期洋式文典 五、大槻文彦「語法指南」の活用表 六、まとめ |
|
第六章 「属」考-意味分類の試み- |
|
一、はじめに 二、「属」の枠組み 三、文法的な特徴 四、表現機能の所在をめぐって 五、おわりに |
|
第三部 八衢の系譜 |
|
第七章 黒川真頼の活用研究と草稿「語学雑図」 |
|
一、はじめに 二、黒川真頼の国語研究の活動 三、資料の概要 四、資料の成立時期 五、改変の意義 六、文部省編輯寮における位置付け 七、まとめ |
|
第八章 黒川真頼における『詞八衢』の受容と展開 |
|
一、はじめに 二、特徴的記述 三、義門『詞の道しるべ』による『詞八衢』受容 四、『詞八衢』からの展開 五、「階」の意義 六、まとめ |
|
終章 |