タイトルコード |
1000100142968 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
植民地インドのナショナリズムとイギリス帝国観 |
書名ヨミ |
ショクミンチ インド ノ ナショナリズム ト イギリス テイコクカン |
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ガーンディー以前の自治構想 |
叢書名 |
MINERVA人文・社会科学叢書
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叢書番号 |
193 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
上田 知亮/著
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著者名ヨミ |
ウエダ トモアキ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ミネルヴァ書房
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出版年月 |
2014.2 |
本体価格 |
¥6500 |
ISBN |
978-4-623-06946-0 |
ISBN |
4-623-06946-0 |
数量 |
4,271,33p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
312.25
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件名 |
インド-政治・行政-歴史
インド-対外関係-イギリス-歴史
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注記 |
文献:巻末p14〜32 |
内容紹介 |
ガーンディー以前の会議派指導者たちの自治構想を分析し、植民地インドのイギリス帝国観とナショナリズムの特質を解明。パクス・ブリタニカ期の英印関係と秩序構想を、政治・経済・宗教などの諸側面から明らかにする。 |
著者紹介 |
京都大学大学院法学研究科博士後期課程中途退学。龍谷大学現代インド研究センター客員研究員、人間文化研究機構地域研究推進センター研究員。 |
目次タイトル |
序章 インド初期会議派研究の視座 |
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第1章 イギリス帝国とインドの植民地化 |
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1 インド史における一八世紀問題 2 イギリスによるインドの植民地化 3 イギリス東インド会社によるインド藩王国の併合 4 ダルハウジとダリープ・シンからみた植民地化 5 英印関係と植民地化経験 |
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第2章 一九世紀のインド経済とパクス・ブリタニカ |
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1 グローバル化とインド経済 2 自由貿易帝国主義とジェントルマン資本主義 3 インド経済の分水嶺としての一九世紀 4 経済発展における国家の役割と植民地統治 |
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第3章 ラーナデーの経済思想と国富流出論 |
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1 ラーナデーの経済思想と国家観 2 東インド会社統治期の国富流出論 3 イギリス帝国を支えるインドの軍事と財政 4 帝国を信頼するナショナリズム |
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第4章 ラーナデーの社会-宗教改革思想と国家観 |
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1 植民地インドにおけるヒンドゥー-ムスリム関係 2 社会-宗教改革の対象と目的 3 引照基準としてのヴェーダ時代 4 社会-宗教改革と国家介入 |
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第5章 ラーナデーの政治思想と重層的な連邦制帝国秩序 |
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1 イギリスのインド観 2 ラーナデーのイギリス観 3 コミュナリズムとラーナデーのインド史観 4 ラーナデーのインド観 5 ラーナデーにおけるネーションと「重層的な連邦制帝国秩序」 |
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第6章 パクス・ブリタニカの終焉と植民地インドの反英運動 |
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1 パクス・ブリタニカの終焉の始まり 2 イギリス政治の民主化と帝国内自治領の拡大 3 ベンガル分割令とスワデーシー運動 4 テロリズム活動の昻揚とベンガル分割令の撤回 |
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第7章 ゴーカレーの地方自治制度構想と宗教対立 |
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1 政治家ゴーカレーの歩み 2 植民地期インドの立法参事会制度と地方分権 3 ムスリム分離選挙への道 4 ゴーカレー地方自治制度構想 5 地方自治と宗派主義の克服 6 ゴーカレーの戦後改革草案 |
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終章 インド政治における分散と統合 |
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1 ガーンディーとネルーの自治構想 2 繰り返される分権志向 |