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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
配架場所 |
請求記号 |
資料番号 |
資料種別 |
状態 |
個人貸出 |
在庫
|
1 |
中央図書館 | 一般開架 | 3371/28/ | 0106856494 | 一般 | 在庫 | 可 |
○ |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
タイトルコード |
1000101076750 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
中央銀行はお金を創造できるか |
書名ヨミ |
チュウオウ ギンコウ ワ オカネ オ ソウゾウ デキルカ |
|
信用システムの貨幣史 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
金井 雄一/著
|
著者名ヨミ |
カナイ ユウイチ |
出版地 |
名古屋 |
出版者 |
名古屋大学出版会
|
出版年月 |
2023.6 |
本体価格 |
¥5400 |
ISBN |
978-4-8158-1125-9 |
ISBN |
4-8158-1125-9 |
数量 |
4,227p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
337.1
|
件名 |
貨幣
金融政策
金融-イギリス
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注記 |
文献:p211〜222 |
内容紹介 |
経済学の「常識」が、いかに貨幣の実態を捉えそこね、不合理な判断や施策を生み出してきたか、イギリス金融史の精緻な分析をもとに鋭く実証。近代的貨幣の生成プロセスを「信用」の次元から描き直し、政策の指針を示す。 |
著者紹介 |
岐阜県生まれ。名古屋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。同大学名誉教授。著書に「イングランド銀行金融政策の形成」「ポンドの苦闘」など。 |
目次タイトル |
序章 金融政策の前提を疑う |
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1 銀行券は印刷機で増やせるのか 2 外生説と内生説 3 外生説と内生説のはてしない対立 4 対立はなぜ決着しないのか 5 本書の目的と構成 |
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第Ⅰ部 貨幣内生の現象 |
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第1章 通貨論争期における金準備と銀行券流通 |
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1 通貨論争とピール銀行法の成立 2 ピール銀行法下の実態 3 1847年恐慌後のピール銀行法とイングランド銀行 |
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第2章 第一次大戦期のカレンシー・ノート発行 |
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1 1914年恐慌とカレンシー・ノート発行 2 大戦中のカレンシー・ノート増加 3 大戦後のカレンシー・ノート統合 |
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第3章 両大戦間期における金本位復帰と金本位放棄 |
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1 金本位復帰以前と以後の銀行券流通 2 金本位放棄以前と以後の銀行券流通 3 両大戦間期における預金通貨も含む貨幣流通 |
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第4章 額面別・地域別流通に現れる銀行券の内生性 |
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1 銀行券の額面別還流様相 2 銀行券の支店別・額面別流通額 |
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第Ⅱ部 貨幣内生の根源 |
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第5章 物々交換神話の解体と信用先行視点の導入 |
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1 貨幣が先か,信用が先か 2 ヤップ島の決済システムと経済学者の信用先行論受容 3 イマジナリー・マネーによる決済 4 信用先行視点の必要性 |
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第6章 振替決済システムの形成とロンドン金融市場 |
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1 西ヨーロッパにおける振替決済システムの形成 2 アムステルダム銀行とバンク・マネーによる振替決済 3 ゴールドスミス銀行とロンドン決済システムの形成 |
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第7章 イングランド銀行と預金・銀行券の普及 |
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1 ランニング・キャッシュ手形 2 清算簿 3 銀行券額面の印刷 4 預金・銀行券と振替決済 |
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第8章 振替決済システムの発展と銀行券の現代化 |
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1 手形交換所の生成 2 「銀行の銀行」への道 3 銀行券の現代化 4 銀行券の不換化 |
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補論 MMTにおける内生説・外生説の混在 |
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1 MMTへの疑問 2 国債発行における信用先行 3 振替決済システムも信用先行も視野にない内生説 |
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終章 天動説から地動説へ |
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1 振替決済システムと預金・銀行券 2 狭義および広義の振替決済 3 不換国際通貨の債務性 4 信用先行視点の帰結 5 資本主義の「金融化」をこえて |
内容細目
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