蔵書情報
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書誌情報サマリ
書名 |
刑の重さは何で決まるのか
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著者名 |
高橋 則夫/著
|
著者名ヨミ |
タカハシ ノリオ |
出版者 |
筑摩書房
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出版年月 |
2024.4 |
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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
配架場所 |
請求記号 |
資料番号 |
資料種別 |
状態 |
個人貸出 |
在庫
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1 |
中央図書館 | 児童開架 | J326/タノ/ | 0600690535 | 児童 | 貸出中 | 可 |
× |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
タイトルコード |
1000101150393 |
書誌種別 |
図書(児童) |
書名 |
刑の重さは何で決まるのか |
書名ヨミ |
ケイ ノ オモサ ワ ナニ デ キマル ノカ |
叢書名 |
ちくまプリマー新書
|
叢書番号 |
454 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
高橋 則夫/著
|
著者名ヨミ |
タカハシ ノリオ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
筑摩書房
|
出版年月 |
2024.4 |
本体価格 |
¥860 |
ISBN |
978-4-480-68475-2 |
ISBN |
4-480-68475-2 |
数量 |
201p |
大きさ |
18cm |
分類記号 |
326
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件名 |
刑法
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学習件名 |
刑罰 刑法 犯罪 |
注記 |
文献:p195〜197 |
内容紹介 |
「懲役10年に処する」の根拠を考えたことはあるか。犯罪とは何か、なぜ刑が科されるのか。制裁としての刑罰はどうあるべきか-。「刑法学」の考え方を丁寧に解説する。 |
著者紹介 |
東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。同大学法学部教授を経て、名誉教授。法学博士。著書に「刑法総論」「刑法各論」「共犯体系と共犯理論」など。 |
目次タイトル |
はじめに |
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第1章 刑法学の世界 |
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1 なぜルールが存在するのか 「ルールのない社会」は「とかく住みにくい」/礼儀やエチケットに反する行為の場合/人に金を借りたのに返さなかったらどうなるのか/人の物を盗ったらどうなるのか/人を殺してはいけないのは「殺人罪があるから」ではない/刑法によって守られるものは何なのか/刑法は被害者を守るためのものではない/行為と刑罰の関係を考える学問 2 刑罰は何を目的としているのか 3つの段階-法定刑・処断刑・宣告刑/日本の刑法は刑罰の幅が広い/「廊下に立たされる罰」から刑罰を考える/「刑罰とは何か」をめぐる考え方/刑罰は個人と共同体のコミュニケーションのためにある 3 量刑に至る「長く曲がりくねった道」 第1関門:犯罪行為/第2関門:刑事責任 |
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第2章 犯罪論の世界 |
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1 犯罪とはどのような行為なのか ドストエフスキーの『罪と罰』/刑法学はまず行為を問題とする/罪刑法定主義という大原則/犯罪か、犯罪以外か/犯罪であると判断するプロセス 2 犯罪の成立はどのように判断するのか 甲の行為のゆくえ/法律なければ犯罪なし、法律なければ刑罰なし/犯罪成立の判断順序/刑罰に値する行為なのかどうか 3 犯罪の要件を吟味する まず「犯罪の型」ありき/「やったこと」による犯罪/「やらないこと」による犯罪とは?/行為と結果との因果関係とは/危険の現実化 4 「わざと」と「うっかり」 故意とはどんなものかしら/未必の故意/故意を否定する錯誤がある/過失犯の構造 5 犯罪が未完成のとき 未遂犯/不能犯/中止犯 6 犯罪に複数の者が関与するとき 間接正犯/共同正犯 7 犯罪が犯罪ではなくなるとき 違法阻却/正当防衛/防衛行為をやりすぎると/緊急避難/被害者の同意があるとき/責任なければ刑罰なし/責任能力とは何か/刑事責任を負わない年齢/自分の行為は許されると誤解したとき/適法行為をすることが期待できないとき 8 犯罪の数の数え方 1人の人を複数箇所傷つけたら罪は何個?/複数の犯罪を1個の犯罪であるかのように刑を科すとき/数個の罪を一括処理する場合/新潟監禁事件で議論されたこと |
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第3章 処遇論の世界 |
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1 刑法が前提にしている人間像 人間に自由意思はあるのか?/人間をどのように捉えるか 2 犯罪者の処遇を考える 処遇論とは何か/拘禁刑創設の意義/自由刑純化論とは/現在の処遇の考え方/処遇の今後のあり方/社会的包摂としての処遇 |
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第4章 量刑論の世界 |
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1 刑をどの程度に科すのかという問題 「懲役10年の刑に処する」/量刑評議とは/量刑の目的とは/現在の支配的な考え方/量刑検索システム/寝屋川幼児虐待死事件が提起した問題 2 量刑は具体的にどのように判断するのか 被告人側の事情/コミュニティ・社会側の事情/被害者側の事情/実刑と執行猶予を分ける基準/死刑が求刑されるとき |
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第5章 刑法学の新しい世界 |
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1 「犯罪と刑罰」の新しい考え方 刑罰は誰に宛てられたものか/被害者の地位/被害者遺族の感情と死刑/被害者感情と被害者保護/応報感情は損害回復によって充足されなければならない/修復的司法は関係の回復をめざすシステム/修復的司法が問う視点/国ではなく被害者に対して負う責任/外国における修復的司法の実践/日本における修復的司法の可能性/修復的司法の限界 2 「責任」の新しい考え方 行為とは何か/古くなった古典的意思理論の考え方/新しい考え方の登場/意思とは何か/責任とは何か 3 刑法学も変わっていく |
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参考文献 |
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あとがき |
内容細目
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