蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
この資料に対する操作
電子書籍を読むを押すと 電子図書館に移動しこの資料の電子書籍を読むことができます。
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
配架場所 |
請求記号 |
資料番号 |
資料種別 |
状態 |
個人貸出 |
在庫
|
1 |
西部図書館 | 一般開架 | 13496/18/ | 1102596002 | 一般 | 在庫 | 可 |
○ |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
タイトルコード |
1000100872707 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
身体忘却のゆくえ |
書名ヨミ |
シンタイ ボウキャク ノ ユクエ |
|
ハイデガー『存在と時間』における<対話的な場> |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
高屋敷 直広/著
|
著者名ヨミ |
タカヤシキ ナオヒロ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
法政大学出版局
|
出版年月 |
2021.2 |
本体価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-588-15112-5 |
ISBN |
4-588-15112-5 |
数量 |
8,232,15,10p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
134.96
|
件名 |
存在と時間
|
個人件名 |
Heidegger Martin |
注記 |
文献:巻末p1〜15 |
内容紹介 |
<対話の場>はどこにあるのか? ハイデガーにおける<身体忘却>のゆくえを考察することによって、「存在と時間」から<対話的な場>を明らかにし、自己と他者の新たな共存在像を提示する。 |
著者紹介 |
岩手県出身。法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士後期課程修了。同大学・浦和大学特別招聘講師など。博士(哲学)。専門領域はハイデガーを中心とする現代思想、身体論、倫理学。 |
目次タイトル |
序論 |
|
第1節 本書の目的 第2節 先行研究の現状と課題 第3節 本書の考察方法 第4節 本書の構成 |
|
第1章 存在了解の遂行の<場> |
|
第1節 「時間」への問いから<場>への問いへ 第2節 ハイデガー時間論の解釈史-時節性の未完と自然の関係を手掛かりに 第3節 『存在と時間』における自然概念の読解-純然たる眼前性への示唆 第4節 『存在と時間』の時間論がもつ限界の検討-ドレイファス説を通じて 第5節 自然を誤解する「自然時間」-ドレイファス説の制限 第6節 存在了解の遂行の<場>-自然における被投的な「身体」に定位して 第7節 <対話的な場>の究明へ-<身体忘却>の考察を手掛かりに |
|
第2章 実存論的な空間性を可能にする<場> |
|
第1節 『存在と時間』における現存在の「身体」への問い 第2節 ハイデガーの身体問題をめぐる新たな戦場-「身体・霊魂・精神」の破壊 第3節 「身体」を<場>として解釈する視点-セルボーン説を手掛かりに 第4節 実存論的な空間性の根源性-アルワイス説を手掛かりに 第5節 「空間を許容すること」に対する「身体」の関係 第6節 「方向づけ」の根拠に対するハイデガーのカント批判 第7節 実存論的な空間性を可能にする<場>としての「身体」 |
|
第3章 身振りとしての<場> |
|
第1節 「身体」と「語り」の連関への問い 第2節 「語り」をめぐるハイデガー身体論の解釈史-「身振り」の解釈へ向けて 第3節 「身体」と「語り」の日常的な連関の提示-ヴァルデンフェルス説を通じて 第4節 「身体」と「語り」の連関の存在論的根拠-ヴァルデンフェルス説の制限 第5節 思索の身振り-バウアー説を手掛かりに 第6節 身振りの固有な空間性としての「場」-バウアー説の検討 第7節 『存在と時間』における身振りとしての<場>-「身体」と「語り」の存在論的な連関 |
|
第4章 現事実的で異質な他者と出会う<場> |
|
第1節 現事実的で異質な他者への問い 第2節 共存在の解釈史-事実性および「身体」を手掛かりに 第3節 共存在の解釈における被投性の重視-クリッチリー説を通じて 第4節 「根源的な非本来性」から<現事実性>へ-クリッチリー説の制限 第5節 「身体」と共存在-ミヒャルスキー説を手掛かりに 第6節 現事実的な共存在-ミヒャルスキー説の検討 第7節 現事実的で異質な他者と出会う<場>-「身体」に基づく共存在 |
|
第5章 「語り」の遂行としての<対話> |
|
第1節 「語り」の遂行への問い-おしゃべりとの対決としての『存在と時間』 第2節 ハイデガー言語論の解釈史における「言うこと」と「名付けること」 第3節 ギリシア哲学からの影響-「オノマ」と「レーマ」の解釈を手掛かりに 第4節 『存在と時間』における「名付けること」の用法-実存疇に定位して 第5節 『存在と時間』における「言うこと」の用法-「名付けること」との連関をめぐって 第6節 真理に即した「言うこと」の新たな意義と「聞くこと」 第7節 「語り」の遂行としての<対話>-現存在と存在の呼応関係 |
|
第6章 『存在と時間』における<対話的な場> |
|
第1節 「倫理」への問い-「語り」の反復に定位して 第2節 根源的倫理の解釈史-『存在と時間』における「倫理」をめぐって 第3節 『存在と時間』における存在の近さと言葉-ケッテリング説を手掛かりに 第4節 「語りとしてのロゴス」と「現」の開示性 第5節 「言うこと」と「名付けること」に基づく「倫理」-存在との<対話> 第6節 現存在と共現存在の「倫理」-他者との<対話> 第7節 『存在と時間』における<対話的な場>-<身体忘却>のゆくえ |
|
結論 |
内容細目
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
前のページへ