タイトルコード |
1000100595415 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
和みを紡ぐ |
書名ヨミ |
ナゴミ オ ツムグ |
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子育てひろばの会話分析 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
戸江 哲理/著
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著者名ヨミ |
トエ テツリ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勁草書房
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出版年月 |
2018.2 |
本体価格 |
¥4800 |
ISBN |
978-4-326-60303-9 |
ISBN |
4-326-60303-9 |
数量 |
5,291p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
369.4
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件名 |
子育て支援
育児
コミュニケーション
談話分析
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注記 |
文献:p266〜285 |
内容紹介 |
子育てひろばの和やかな雰囲気は、そこに集う母親たちのコミュニケーションから紡ぎ出される。そのしくみ、すなわち「和みの紡ぎかた」を会話分析によって解き明かす。 |
著者紹介 |
1980年大阪府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。同大学博士(文学)。神戸女学院大学文学部専任講師。専攻はコミュニケーション論・家族社会学。 |
目次タイトル |
1章 和みはどんなふうに紡がれるのか |
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1 会話から捉える子育てひろば 2 なぜ会話分析なのか 3 子育てひろばと家族社会学 4 子育てひろばと子ども家庭福祉 5 フィールドとデータ 6 本書のガイドマップ 7 書き起こしの記号の意味 |
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2章 会話分析 |
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1 子育てひろばで読んでもらう 2 人々の営みのしくみを解き明かす 3 方法としての会話分析 4 領域としての会話分析 5 悩み語りの研究 |
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3章 子育てひろばをめぐる問いと会話分析 |
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1 家族社会学の問いと子ども家庭福祉の問い 2 子育てひろばと育児不安・育児ネットワーク 3 育児不安とその研究 4 育児ネットワークとその研究 5 母親どうしのコミュニケーションという問い 6 子育てひろばにおける支援の理念と問題 7 子育てひろばと子ども家庭福祉 8 スタッフの専門性とコミュニケーションという問い |
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4章 和みが紡がれるところ |
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1 励起する子育てひろば 2 政府事業としての子育てひろば 3 子育てひろばの活動内容 4 母親たちにとっての子育てひろば 5 子育てひろばX 6 子育てひろばY 7 2つの子育てひろばの整理 |
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5章 やりとりが始まるしくみ(1) |
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1 くり返される「最初の第一歩」 2 話題を開始する手続き 3 糸口質問連鎖 4 糸口質問と先行するやりとりの断絶性 5 悩み語りの前ぶれとしての糸口質問 6 悩み語りの切り出しを支えるもの 7 悩み語りの糸口 |
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6章 やりとりが始まるしくみ(2) |
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1 子どもがつくる会話のきっかけ 2 連鎖の構造 3 知識における秩序と行為の連鎖 4 連鎖の第1成分 5 連鎖の第2成分 6 応答の追求 7 和みを紡ぐために必要なもの |
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7章 悩みを分かち合うしくみと助言のしくみ |
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1 「うち解けた雰囲気」という謎 2 母親どうしのつながりと子育ての悩み 3 悩みを分かち合う 4 自分の場合的な助言 5 自分の場合的な助言への応答 6 明るい見通し 7 助言を報告と捉えることで得るもの 8 息抜きとしての悩み語り |
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8章 母親どうしがつながるしくみ |
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1 つながりを生み出す 2 母親どうしのつながりをどう捉えるか 3 ティータイムのおしゃべり 4 親しい母親どうしのやりとり 5 初対面の母親たちをふくむやりとり 6 やりとりとつながり |
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9章 しくみを貫く3本の糸 |
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1 取り組んできた問い 2 解き明かしたやりとりのしくみ 3 ありふれたやりとりのしくみ 4 悩み語りと道徳性 5 スタッフの専門性とコミュニケーション 6 本書の先に見えているもの |
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結語 和みの紡ぎかた |