タイトルコード |
1000100045365 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
域内市場統合におけるEU-加盟国間関係 |
書名ヨミ |
イキナイ シジョウ トウゴウ ニ オケル イーユー カメイコクカン カンケイ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
井上 淳/著
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著者名ヨミ |
イノウエ ジュン |
出版地 |
東京 |
出版者 |
恵雅堂出版
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出版年月 |
2013.2 |
本体価格 |
¥2781 |
ISBN |
978-4-87430-038-1 |
ISBN |
4-87430-038-1 |
数量 |
7,197p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
333.7
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件名 |
ヨーロッパ統合
ヨーロッパ連合-経済関係
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注記 |
文献:p161〜186 |
内容紹介 |
統合・分裂、時により様々な様相を呈する欧州連合(EU)をどのように捉えるか。その根幹たる域内市場統合におけるEU-加盟国間関係に焦点をあてながら、EUのあり方・変化を包括的に考察する。 |
著者紹介 |
1974年生まれ。慶応義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学。法学博士(慶応義塾大学)。大妻女子大学比較文化学部助教。 |
目次タイトル |
序章 なぜ、いま域内市場統合とEU-加盟国間関係を研究対象にするのか? |
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第1節 なぜいま域内市場統合なのか?理論研究上の意味、事例研究上の意味 第2節 なぜいまEU-加盟国間関係なのか? 第3節 本書の概要と構成-本研究のねらいと議論の展開 |
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第1章 域内市場統合とEU統合理論研究:既存「理論」研究の批判的考察 |
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第1節 域内市場統合計画にみるEU-加盟国間関係の要諦 第2節 既存の部分理論に対する検討 第3節 本書で用いる思考方法 第4節 小結 |
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第2章 電気通信分野におけるEU-加盟国間関係:域内市場の機能vs.事業の公共的側面 |
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第1節 端末機器指令・電気通信サービス指令と加盟国による抵抗 第2節 電気通信市場完全自由化と加盟国国内情勢 第3節 小結 |
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第3章 遺伝子組換穀物認可をめぐるEU-加盟国間関係:域内市場の機能vs.環境・消費者保護 |
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第1節 EU側の規制目的の変化と加盟国の要求との齟齬:EU-加盟国間対立の遠因 第2節 実際の認可をめぐる加盟国の抵抗、モラトリアム 第3節 EU側の論理の受容をめぐる加盟国の国内情勢 第4節 小結 |
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第4章 サービス指令案をめぐるEU-加盟国間関係:域内市場の機能vs.加盟国の雇用・社会政策 |
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第1節 指令案提出の背景と水平的アプローチ・母国原則:指令案の目玉に内在した対立の遠因 第2節 2004年拡大を契機にした加盟国の受容拒否と指令案の修正 第3節 小結 |
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第5章 域内市場統合におけるEU-加盟国間関係が与える示唆(1):裁量的政策調整を題材にして |
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第1節 OMCの対象政策領域と政策方式:理論的、実証的特徴 第2節 OMCの政策方式としての現状-参加、パートナーシップ、学習、オーナーシップ- 第3節 OMCと共同体方式の本質的な異同 第4節 小結 |
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第6章 域内市場統合におけるEU-加盟国間関係が与える示唆(2):基本条約の変遷が体現するEUの姿とその課題 |
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第1節 ローマ条約と単一欧州議定書:限定された政策領域と多様性が可能にした統合の牽引 第2節 マーストリヒト条約:EU内の一体性浸食の引き金 第3節 アムステルダム条約とリスボン条約:さらなる多様性進展、一体性浸食へ 第4節 小結:受容拒否が容易になるしくみのなかでのEU「統合」のありかた |
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終章 本書の発見、貢献と課題 |
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第1節 本研究の出発点、問題意識 第2節 本研究の発見:各章で明らかにしたこと 第3節 本書の貢献と今後の研究課題 |