タイトルコード |
1000100482176 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
イタリアルネサンスとアジア日本 |
書名ヨミ |
イタリア ルネサンス ト アジア ニホン |
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ヒューマニズム・アリストテレス主義・プラトン主義 |
叢書名 |
ルネサンス叢書
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言語区分 |
日本語 |
著者名 |
根占 献一/著
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著者名ヨミ |
ネジメ ケンイチ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
知泉書館
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出版年月 |
2017.2 |
本体価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-86285-250-2 |
ISBN |
4-86285-250-2 |
数量 |
16,245,29p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
132.3
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件名 |
ルネサンス哲学
イタリア哲学-歴史
イタリア-対外関係-日本-歴史
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注記 |
文献:巻末p12〜29 |
内容紹介 |
イタリアの宗教・思想状況を視野に入れてキリシタン時代の日本を考察。16世紀の日本の伝統文化とヨーロッパ文化の折衝が生んだ多様な現象に光を当て、近世日本史を再考し、もう一つのグローバルヒストリーを示唆する。 |
目次タイトル |
第一章 ルネサンス史のなかの日本 |
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一 ヨーロッパと日本のルネサンス 二 マルコ・ポーロ、トスカネッリ、コロンボと想像の日本 三 時代の思潮と理想の日本 四 イタリア半島の日本人 五 フィレンツェ人と天正遣欧使節 六 東西の相違と接近 |
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第二章 ニッコロ・デ・コンティの旅路と地図制作およびアジア再認 |
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一 ラムージォに始まる航海・探検叢書 二 ニッコロ・デ・コンティの旅行記 三 コンティとトスカネッリ 四 コンティとポッジョの『運命転変論』 五 コンティの旅と「日本」記述 |
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第三章 イタリア人の訪問者・熟知者と日本 |
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はじめに 一 種子島 二 坊津 三 鹿児島人昨今 四 ジョヴァンニ・ニコラオ・ダ・ノーラ 五 大航海時代のイタリア人 六 訪日しなかった日本通のイエズス会士 おわりに |
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第四章 ザビエルと時代の課題 |
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はじめに 一 滞仏・滞伊一五年 二 ジャック・ルフェーヴル・デタープル 三 新思想の展開と日本 四 霊魂不滅論 五 ロレンソと日乗の宗論 おわりに |
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第五章 パドヴァ大学の伝統と霊魂不滅の問題 |
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はじめに 一 ピエトロ・バロッツィとマルシリオ・フィチーノ 二 第五ラテラノ公会議 三 ピエトロ・ポンポナッツィとイタリアの大学 四 異端者パレアリオとイエズス会士ゴメスにおける霊魂不滅論 おわりに |
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第六章 ローマ・ルネサンスと世界 |
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一 ルネサンス以後のローマの理解と解釈 二 ルネサンス文化と絵画資料 三 ポルトガルの海外躍進とエジディオ・ダ・ヴィテルボ 四 ジョヴァンニ・ダ・エンポリの琉球 五 ルネサンス・プラトニズムと日本 六 ルネサンス・ヒューマニズムと日本 結びにかえて |
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第七章 カトリック復興期のヒューマニスト フランチェスコ・セルドナーティ |
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一 人となり 二 翻訳家 三 問題のセネカと史料批判 四 著作の数々 五 時代の潮流 結語 補遺 フランチェスコ・セルドナーティ |
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第八章 フマニタス研究の古典精神と教育 |
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はじめに 一 時代的特徴 二 新たな表現方法と教育の新展開 三 ローマ精神とマッフェオ・ヴェージョ 四 イエズス会教育 五 時代の多様な教育の夢 結びにかえて |
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結語 |
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補論Ⅰ ヨーロッパ史から見たキリシタン史 |
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一 キリシタン史誕生の背景 二 真のルネサンスの生まれる風土 三 日本のルネサンスを終わらせた鎖国体制 四 ルネサンス時代とキリシタンの世紀 |
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補論Ⅱ イタリア・ルネサンスにおけるプラトン哲学とキリスト教神学 |
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一 フィチーノ研究略史 二 フィチーノとフランチェスコ・ダ・ディアッチェートの愛の伝統 三 公会議と霊魂不滅論 四 プレトンからフィチーノを経てステウコへ |