タイトルコード |
1000101138033 |
書誌種別 |
図書(児童) |
書名 |
原発事故、ひとりひとりの記憶 |
書名ヨミ |
ゲンパツ ジコ ヒトリ ヒトリ ノ キオク |
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3.11から今に続くこと |
叢書名 |
岩波ジュニア新書
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叢書番号 |
981 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
吉田 千亜/著
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著者名ヨミ |
ヨシダ チア |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩波書店
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出版年月 |
2024.2 |
本体価格 |
¥960 |
ISBN |
978-4-00-500981-7 |
ISBN |
4-00-500981-7 |
数量 |
10,226p |
大きさ |
18cm |
分類記号 |
369.36
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件名 |
福島第一原子力発電所事故(2011)
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学習件名 |
福島第一原発事故 避難 裁判 がん(癌) |
注記 |
文献:p217〜220 |
内容紹介 |
彼らの声が映し出すものとは何か。3・11以来、福島と東京を往復し、人々の声に耳を傾け、寄り添ってきた著者が、今に続く日々を生きる18人の道のりを、時代や社会のありようと共に伝える。 |
著者紹介 |
フリーライター。福島第一原発事故後、被害者・避難者の取材、サポートを続ける。「孤塁」で本田靖春ノンフィクション賞を受賞。ほかの著書に「ルポ母子避難」「その後の福島」など。 |
目次タイトル |
はじめに |
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1章 原発から3kmの双葉町で-「もう帰れないな」と思った |
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二〇一一年三月一一日/浪江町大堀地区・木場さん/町ごと避難になった双葉町/原発、爆発…/人が溢れていた避難所/「この先は行けません!」/スクリーニング検査/双葉町→二本松市→川俣町→さいたま市/長引く避難生活/「もう帰れないな」と思った |
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2章 原発から60kmの郡山市で-母子避難を経て |
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「家族」と原発事故/郡山市の岩田さん/追い詰められていた母親たち/「いつ郡山に帰れるだろう」/放射線量を計測する/母子避難のリスク/シングルマザーとして働く |
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3章 原発から40kmの相馬市で-避難をせず、裁判を闘う |
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相馬市の中島さん/原発事故の賠償/裁判が始まる/避けられた事故/「国の責任を認めない」/「同じことが繰り返されてしまう」 |
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4章 避難指示が出なかった地域で-地元を測り続ける |
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孤独な母親たち/「お宅の放射線量を測定します」/安心できる居場所づくり/まだ、終わっていない…/郡山市の根本さん/使えなくなった薪/まずは疑ってみる |
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5章 原発から20km圏内で-原発のすぐ近くで活動を続けた人たち |
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双葉郡、木村さん。職業、消防士/津波、到達/駆けつけられなかった緊援隊/避難指示、出る/放射能汚染は、広く、まだらに、そして局所的に/分散避難、そして原発構内へ/最悪のシナリオ/選択できない立場/家の解体/不安を抱え続ける |
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6章 あの原発事故は防げたかもしれなかった |
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一〇〇〇年に一度の地震/たくさんの犠牲で成り立っている/刑事告訴に踏み切る |
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7章 原発事故と子どもたち |
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天国に行きたい/次世代に伝えるラジオ/風化/「それに触れない」という空気/私たちはずっと居た |
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8章 甲状腺がんに罹患した子どもたち-「誰にも言えずに」「当事者の声を聞いて」 |
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地震のあとの荒天/異変/「誰にも言えなかった」/甲状腺がん/「知ってほしい」という思い |
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9章 区域外避難者たちの苦難-住宅供与の打ち切り |
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住宅支援の打ち切り/長期的な住宅供与の要望/避難の協同センター/誰の目線に立つか |
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10章 原発事故の被害の枠組みを広げる |
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避難の権利/私が見えていますか?/見捨てられた存在/甲状腺検査/どうしたら子どもを守れるか/「心のケア」の必要性/過酷な避難生活 |
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主要参考文献 |
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おわりに |