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書誌情報サマリ

書名

古今集小町歌生成原論 

著者名 大塚 英子/著
著者名ヨミ オオツカ ヒデコ
出版者 笠間書院
出版年月 2011.3


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No. 所蔵館 配架場所 請求記号 資料番号 資料種別 状態 個人貸出 在庫
1 東部図書館書庫別A91113/256/2102423110一般在庫 

書誌詳細

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タイトルコード 1000002180642
書誌種別 図書
書名 古今集小町歌生成原論 
書名ヨミ コキンシュウ コマチカ セイセイ ゲンロン
言語区分 日本語
著者名 大塚 英子/著
著者名ヨミ オオツカ ヒデコ
出版地 東京
出版者 笠間書院
出版年月 2011.3
本体価格 ¥9500
ISBN 978-4-305-70544-0
ISBN 4-305-70544-0
数量 18,433,30p
大きさ 22cm
分類記号 911.132
件名 古今和歌集
個人件名 小野 小町
内容紹介 小町の原像を明らかにするべく、「古今集」に採録された18首を根本資料として、「万葉集」以来の歌語・素材の伝承、転換された歌の内容、掛詞や平仮名の発明との関わり方などを探る。また、18首の制作年代順も考証する。
著者紹介 1933年岡山県生まれ。東京大学文学部国文学科卒業。元駒澤大学講師(非常勤)。



内容細目

No. 内容タイトル 内容著者1 内容著者2 内容著者3 内容著者4
1 第一章 小町の夢・鶯鶯の夢
2 一 前三首と「夢てふもの」の発見
3 二 後三首と「夢路」の発明
4 三 夢の歌六首と『鶯鶯伝』
5 第二章 「あはれてふこと」の成立
6 一 「ことぞともなくあけぬるものを」と『鶯鶯伝』
7 二 「あはれてふこと」の成立
8 三 「あはれ」と「憂し」の相関
9 四 「あはれ」と仏教語としての「哀哉」
10 五 「今生世俗文字の業」
11 付説 「あはれなり」
12 第三章 「花の色」と「たのみ」(一)
13 一 「花の色」と「たのみ」の享受史
14 二 「【ショウ】穀」喩について
15 三 「【ショウ】穀」喩と「たのみ」
16 四 「あき(秋・飽=厭き)風にあふたのみ」
17 五 「たのみ」と「仏を憑む」こと
18 六 「たのみ(田の実・頼=憑み)」から歌語「たのみ」へ
19 第四章 「花の色」と「たのみ」(二)
20 一 白居易における「浮生」観
21 二 「世に経」について
22 三 「世に経」は小町の「浮生」観を表す
23 四 「艶色即空花」とa歌の構造
24 五 「いたづらに」の析出する仏教的世界観
25 六 「花の色」と「艶色即空花」
26 第五章 小野小町における掛詞生成試論
27 一 「身をうき草」と白詩「九江春望」
28 二 小町にはじまる「身を憂」
29 三 掛詞「う(浮・憂)き」の成立
30 四 「う(浮・憂)き世」の生成
31 五 惟喬出家と「浮き世」
32 六 「うき世」は掛詞か
33 付説1 平安朝和歌における掛詞
34 付説2 「浮生」と「浮世」
35 第六章 「思ひ(火)おき(熾)て」考
36 一 和語「おき」と漢語「熾」の意味
37 二 「熾の居て」という状況
38 三 小町a・b歌の発生前史
39 四 『法苑珠林』による仏教的世界と愛欲
40 五 「飛蛾投火」喩から「夏虫」の喩まで
41 六 「思ひ(火)」という日本的発想の力と「おき(熾)」
42 七 「おき(熾)」の背後にある仏教的イメージ
43 第七章 白玉問答のゆくえ
44 一 恋の問答歌として
45 二 遍昭との問答歌の場合
46 三 「真静法師」は真済(真言宗)か
47 四 真済と「下つ出雲寺」
48 五 清行歌における「白玉」
49 六 小町歌の「おろかなる」
50 七 疎かなる涙の「白玉」から、愚かなる涙の「たぎつ瀬」へ
51 八 涙の「たぎつ瀬」から「涙川」へ
52 九 良香における「涙川」生成の環境
53 十 清和朝内裏における小町と良香
54 十一 白玉問答のゆくえ
55 第八章 「今は(あきはつ)」考
56 一 「秋果つ」と「飽=厭き果つ」のあとさき
57 二 「あきはつ」の語源論(1)
58 三 「あきはつ」の語源論(2)
59 四 「あきはつ」の語源論(3)
60 五 「あきはつ」の意味論
61 六 「あきはつ」の主題論的考察
62 七 結び「今は(あきはつ)」
63 第九章 「みるめなき」と「うらみむ」の間
64 一 掛詞「みるめ(海松布・見る目)」の成立と「みるめなき」
65 二 「みるめなき浦」と「わが身を憂」
66 三 「うら(浦・憂<ら>)」から「うらみ(浦見・怨み)む」へ
67 四 「みるめなき浦」と「うらみ(浦見・怨み)む」の影響
68 五 極限の恋歌
69 六 平安朝女歌の形成
70 七 貫之・定家を通して究極の小町へ
71 第十章 「世の中の人の心の花」の色をめぐって
72 一 かな文字と小町-「て」-
73 二 『古今集』と「で」
74 三 「で」の考古学
75 四 「で」の考現学
76 五 古注における「いろみえて」の理解
77 六 小町歌に至る発想の二つの系譜
78 七 「花の色は」から「世の中の人の心」の花の色へ
79 八 「世の中の人の心」の花の色は
80 九 古今歌における「いろみえて」の波紋
81 十 「貫之集」における「世の中の人の心」問答
82 終章 古今集小町歌の成立

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2011
911.132
小野 小町 古今和歌集
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