タイトルコード |
1000100327355 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近世の軍事・軍団と郷士たち |
書名ヨミ |
キンセイ ノ グンジ グンダン ト ゴウシタチ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
長屋 隆幸/著
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著者名ヨミ |
ナガヤ タカユキ |
出版地 |
大阪 |
出版者 |
清文堂出版
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出版年月 |
2015.10 |
本体価格 |
¥8500 |
ISBN |
978-4-7924-1041-4 |
ISBN |
4-7924-1041-4 |
数量 |
8,343p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.5
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件名 |
日本-歴史-江戸時代
武士
郷士
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内容紹介 |
幕府や藩が本来軍事政権であるにもかかわらず、今まで幕末以外ではほとんど等閑視されてきた「軍事・軍団」というタームに着目。軍団の機構の変容と、軍団から郷土の存在意義について検討する。 |
目次タイトル |
序章 研究史と本書の課題 |
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はじめに 一 研究史の概観 二 研究史上の問題点 三 本書の構成 |
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第一部 近世軍団機構の実態 |
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第一章 「戦功書上」の成立について |
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はじめに 一 「戦功書上」の機能・特徴 二 「戦功書上」の成立過程 三 「戦功書上」の副次的利用 おわりに |
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第二章 大坂夏の陣における遭遇戦の実態 |
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はじめに 一 八尾・若江の戦い 二 鉄炮足軽隊の戦闘 三 八尾・若江の戦いにおける士分の戦闘 四 戦場での危険度の違い おわりに |
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第三章 室町末〜織豊期における武具統一政策 |
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はじめに 一 後北条氏の軍隊編成 二 永禄期における武装統一状況 三 元亀二〜四年時の武装統一政策 四 完了しない武装統一 五 甲斐武田氏に見る武装統一 おわりにかえて |
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第四章 江戸前中期における土佐藩の陣立 |
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はじめに 一 土佐藩における陣立と鉄炮隊・長柄鑓隊編成の時期的変遷 二 鉄炮隊・長柄鑓隊の編成変化の理由 おわりに |
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第五章 十七世紀中期の城受け取りと大名の軍役への意識 |
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はじめに 一 広島城受け取りに見る土佐藩の軍役への意識 二 島原城受け取りに見る平戸藩の軍役への意識 おわりに |
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第二部 軍事・軍団との関わりから見た郷士 |
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第一章 九州地域における郷士層の存在意義 |
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はじめに 一 正保四年以前の在郷家臣の状況 二 正保四年の地方知行制廃止 三 地方知行制廃止の狙い 四 正保四年以降における中小姓以下の地方知行 五 在郷家臣の残存理由 六 貞享三年の地方知行制完全廃止と在郷家臣 おわりに |
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第二章 騎馬層形成政策に見る土佐藩郷士の武力編成過程 |
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はじめに 一 藩政初期の政治状況と騎馬層形成政策 二 兼山失脚以前における騎馬層形成政策 三 兼山失脚以後における騎馬層形成政策 おわりに |
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第三章 高野山騒動に見る紀州藩地士の武力編成過程 |
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はじめに 一 高野山騒動以前の紀州藩地士 二 高野山騒動と紀州藩 三 高野山騒動と地士 四 高野山騒動以後の地士 おわりに |
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第四章 尾張藩非常守から見る幕末の農兵 |
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はじめに 一 非常守の設置 二 武田家と武田晨正 三 清洲非常守から見る非常守の実態・性格 おわりに |
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第五章 郷士・帯刀人の分類についての一試論 |
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はじめに 一 苗字帯刀免許についての確認 二 郷士の分類 三 帯刀人の分類 四 郷士を自称する者達 おわりに |
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終章 総括と今後の課題 |
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はじめに 一 軍団の機構について 二 軍団との関わりから見た郷士の存在意義 三 今後の課題 |