タイトルコード |
1000100727677 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
チャールズ・ブコウスキー |
書名ヨミ |
チャールズ ブコウスキー |
|
スタイルとしての無防備 |
叢書名 |
アメリカ文学との邂逅
|
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
坂根 隆広/著
諏訪部 浩一/監修
|
著者名ヨミ |
サカネ タカヒロ スワベ コウイチ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
三修社
|
出版年月 |
2019.7 |
本体価格 |
¥2600 |
ISBN |
978-4-384-05943-4 |
ISBN |
4-384-05943-4 |
数量 |
309p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
930.278
|
個人件名 |
Bukowski Charles |
注記 |
略年譜:p286〜289 文献:p297〜303 |
内容紹介 |
「無防備で」「めちゃくちゃな」作家・チャールズ・ブコウスキー。詩、短篇、小説の順に作品を論じ、ブコウスキーのシンプルさの力学を、無防備という観点から検討する。略年譜、キーワード解説付き。 |
著者紹介 |
1981年生まれ、京都府出身。カリフォルニア大学アーヴァイン校で博士号を取得(Ph.D.)。関西学院大学文学部准教授。専攻はアメリカ文学。 |
目次タイトル |
序章 スタイルとしての無防備 |
|
裸の感覚 無防備の位相 「剝き出し」の存在 解釈の不可能性 スタイルとしての無防備 サギ・きみ・読者 無防備な書き手 ブコウスキーと伝記の問題 本書の構成 |
|
第1章 開かれ |
|
言葉と動物の生 修辞としてのスズメ さらされる死骸 さらされる読者 無防備と距離 金魚を追う、ゆえにわたしは(金魚)である 動物に食べられること 日常のなかへ |
|
第2章 遠い間近さ |
|
部屋のなかの存在論 遠い間近さ 観察の系譜 窓の外にあるもの こちら側にとどまるための観察 観察と音/声 「裸」の観察者 取り残される観察者 観察の先へ |
|
第3章 無用の人 |
|
散文的な抒情性 深まるアイロニー ブコウスキー的リアリズム 人の多い話 裸の身体 ブコウスキーを超えて |
|
第4章 冒険のあとで |
|
郵便配達人の冒険 冒険のあとで 女性の役割 小説と仕事 なぜ郵便なのか |
|
第5章 死から遠く離れて |
|
労働と「無用な細部」 労働という事実 発送係という仕事 交通と死の誘惑 失業と歩行 ジャンの位置 |
|
第6章 さらされる作家の肖像 |
|
朗読会とオーサーシップ 空港と内面 孤独な作家の夢想 女(たち)とパフォーマンス 女同士のネットワーク |
|
第7章 奇妙な愛着 |
|
父と食 見えすぎる身体 座瘡と創作 さらされる窃視者 奇妙な愛着 |
|
第8章 無防備の彼方へ |
|
映画とオーサーシップ 死の欲動 アルコールとロマンス 夫婦の位相 |
|
終章 一抹の崇高さ |