タイトルコード |
1000100842846 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
スウェーデン行政法の研究 |
書名ヨミ |
スウェーデン ギョウセイホウ ノ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
交告 尚史/著
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著者名ヨミ |
コウケツ ヒサシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
有斐閣
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出版年月 |
2020.10 |
本体価格 |
¥6200 |
ISBN |
978-4-641-22790-3 |
ISBN |
4-641-22790-3 |
数量 |
13,214p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
323.993893
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件名 |
行政法-スウェーデン
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注記 |
文献:p205〜212 |
内容紹介 |
スウェーデン法に関する研究成果を披瀝しつつ、文化や慣習の紹介もちりばめ、同国法研究の魅力を伝える。同国の法制を特色づけるテーマを分析した上で、自然保護分野における法執行の実際を考察・紹介する。 |
著者紹介 |
1955年生まれ。法政大学専門職大学院法務研究科教授。著書に「処分理由と取消訴訟」など。 |
目次タイトル |
序 スウェーデン行政法との出遭い |
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1 はじめに 2 スウェーデン憲法について 3 執行機関の独立性の原則 4 ウプサラ大学での在外研究に至るまで |
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総論 スウェーデン行政法の特質 |
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第1章 導入-萩原金美の業績との接点 |
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第1節 萩原におけるスウェーデンへの関心 第2節 萩原・訳書の書評 第3節 付言 |
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第2章 執行機関の独立性の原則 |
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第1節 はじめに 第2節 執行機関の独立性の原則の歴史的背景 第3節 政治的支配の強化と伝統擁護論 第4節 執行機関の独立性の原則と一般的助言の意義 第5節 執行機関の法審査義務 第6節 おわりに |
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第3章 行政裁量論の憲法的基礎 |
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第1節 はじめに 第2節 エーヴァの戸惑い 第3節 スウェーデン行政法学における裁量論 第4節 統治憲章に顕れたスウェーデンの権力分立観 第5節 スウェーデンの行政裁判制度 第6節 スウェーデン法制の比較法的観察 第7節 行政決定の適切性の審査 |
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第4章 行政手続法と良き行政のための諸原則 |
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第1節 はじめに 第2節 主な参照文献 第3節 立法史概観 第4節 行政手続法に見るスウェーデン法制の特色 第5節 スウェーデンの行政手続の特色 第6節 2017年法の新機軸 第7節 行政手続法と行政訴訟法 第8節 おわりに |
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各論 自然保護分野における法執行の実際 |
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第1章 導入-金沢良雄の調査報告を読む |
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第1節 金沢論文の骨子 第2節 金沢論文の検討 第3節 スウェーデンの道路法について |
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第2章 自然保護の理念と歴史 |
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第1節 はじめに 第2節 アレマンスレット 第3節 科学主義の昻揚 第4節 科学から実践へ |
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第3章 自然保護法制の変遷 |
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第1節 自然保全法と環境保護法 第2節 国際法への対応 第3節 持続可能な発展と環境法典 |
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第4章 執行機関と自然保護団体 |
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第1節 はじめに 第2節 自然保全庁 第3節 県域執行機関 第4節 コミューン 第5節 財団 |
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第5章 自然保護区による自然保護 |
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第1節 はじめに 第2節 国立公園 第3節 自然保護地域 第4節 沿岸保護区域 第5節 その他の自然保護区 |
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第6章 法解釈上の問題 |
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第1節 利益衡量の要請 第2節 損失補償の考え方 |
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第7章 総合的考察 |
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第1節 自然好きの意味 第2節 スウェーデンの自然保護法制の特色 第3節 専門知識の吸収と結合 |
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補論 原子力安全分野における専門知の集積 |
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第1章 組織の構造と専門性の確保 |
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第1節 はじめに 第2節 放射線安全庁の活動と知の発展 第3節 専門知の確保 |
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第2章 土地・環境裁判所の組織と役割 |
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第1節 はじめに 第2節 土地・環境裁判所の組織と意義 第3節 土地・環境裁判所の許可事務 第4節 スウェーデンの環境保護団体と集団訴訟 |
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結 伝統と変容 |
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1 まとめ 2 スウェーデンの行政法学 |