タイトルコード |
1000100026071 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
室町期公武関係と南北朝内乱 |
書名ヨミ |
ムロマチキ コウブ カンケイ ト ナンボクチョウ ナイラン |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
松永 和浩/著
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著者名ヨミ |
マツナガ カズヒロ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
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出版年月 |
2013.2 |
本体価格 |
¥10000 |
ISBN |
978-4-642-02911-7 |
ISBN |
4-642-02911-7 |
数量 |
5,347,8p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.45
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件名 |
日本-歴史-南北朝時代
日本-歴史-室町時代
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内容紹介 |
室町期公武関係はどのように形成されたのか。南北朝内乱など、武家がさまざまな政治課題に直面する中で、公家と接触していったことが、公家社会にいかなる変容をもたらし、室町期特有の在り方を形成したのかを解明する。 |
著者紹介 |
1978年熊本県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得退学。同大学総合学術博物館助教。博士(文学)。編著に「ものづくり上方“酒”ばなし」がある。 |
目次タイトル |
序章 室町期公武関係論の現状と課題 |
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はじめに 一 研究の変遷と到達点 二 問題の所在 三 目的・課題 四 方法・視角 五 本書の構成 |
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第一部 公武関係の形成と南北朝内乱 |
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第一章 室町期における公事用途調達方式の成立過程 |
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はじめに 一 建武〜観応期の内乱と「武家御訪」 二 北朝再建期の公事用途調達と半済令 三 軍事体制の定着と公事用途 おわりに |
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第二章 軍事政策としての半済令 |
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はじめに 一 半済令以前の寺社本所領政策 二 半済認可令の登場と転回 三 半済停止令から応安令へ おわりに |
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第三章 南北朝期公家社会の求心構造と室町幕府 |
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はじめに 一 光厳院政期の朝儀 二 後光厳践祚後の朝儀 三 後光厳期北朝の求心構造と朝儀 四 求心構造顕在化の契機 おわりに |
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付論 南北朝期公家社会の「忠節」について |
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はじめに 一 「西園寺殿」宛書状 二 「薗殿」宛書状 おわりに |
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第二部 公武関係の展開と室町殿権力 |
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第一章 室町殿権力と朝儀 |
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はじめに 一 義満・義持・義教と朝儀 二 義満による三節会内弁勤仕の位置 三 室町殿による石清水放生会上卿勤仕の位置 おわりに |
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第二章 室町殿権力と公家社会の求心構造 |
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はじめに 一 京都争奪戦と求心構造の形成 二 足利義満の「公家化」と求心構造 三 北山殿権力への昇華と求心構造 おわりに |
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第三部 室町期公家社会の変容 |
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第一章 左馬寮領と治天・室町殿 |
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はじめに 一 南北朝内乱と左馬寮領管領者 二 室町殿と左馬寮領管領者 おわりに |
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第二章 源氏長者独占体制の成立過程 |
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はじめに 一 中世前期の源氏長者 二 「中院流正統」久我家の確立 三 室町殿の源氏長者就任と久我家 おわりに |
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第三章 万里小路家の台頭 |
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はじめに 一 南北朝内乱と万里小路家 二 義満の「公家化」と万里小路家 三 万里小路家の所領と歴史観 おわりに |
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終章 室町期公武関係の基本構造 |