タイトルコード |
1000100767855 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
サケをつくる人びと |
書名ヨミ |
サケ オ ツクル ヒトビト |
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水産増殖と資源再生 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
福永 真弓/著
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著者名ヨミ |
フクナガ マユミ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
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出版年月 |
2019.12 |
本体価格 |
¥6300 |
ISBN |
978-4-13-060322-5 |
ISBN |
4-13-060322-5 |
数量 |
19,463,4p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
666.61
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件名 |
さけ(鮭)
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注記 |
文献:p447〜463 |
内容紹介 |
さまざまなサケのなかで、先史時代から日本列島に住む人びとを支えてきたシロザケ。「つくられた資源」としてのシロザケの歴史を読み解きながら、「自然」や「野生」とはなにかを問いなおす。 |
著者紹介 |
1976年愛媛県生まれ。博士(環境学)。東京大学大学院新領域創成科学研究科准教授。専門は環境社会学・環境倫理学。著書に「多声性の環境倫理」など。 |
目次タイトル |
第1章|去りゆくカワザケ、進む家魚化 |
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1・1 「サケ」とはどんな生きものか 1・2 カワザケと増殖 |
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第2章|空間を囲い込む |
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2・1 サケの生態空間を囲い込む 2・2 境界線を引き直す 2・3 サケを「わたしたちのもの」に |
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第3章|増やす |
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3・1 資源増殖という新しい柱 3・2 水産行政と人工ふ化放流技術 3・3 繁殖保護から増殖へ 3・4 中央と地方 |
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第4章|サケと漁場を取り戻す |
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4・1 旧慣と入札制 4・2 空間の再所有を目指して 4・3 在地型人工ふ化放流システムの形成 |
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第5章|在地である |
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5・1 増殖重点化の始まり(大正・昭和初期) 5・2 サケのムラの誕生 5・3 「繁殖保護=増殖」とサケのムラ |
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第6章|獲る |
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6・1 獲る漁業の再生と資源をつくる増殖の重点化 6・2 獲る漁業と宮古湾 |
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第7章|獲るためにつくる |
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7・1 政策交渉の道具としての増殖 7・2 つくる制度 7・3 数のためのサケをつくる 7・4 サケをつくる技術とモノ化の進展 7・5 数をつくるシナリオの拡充 7・6 駆動する増殖レジーム 7・7 「わたしたちのモノ」化したサケ |
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第8章|沿岸を「つくりそだてる」 |
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8・1 沿岸の歪みと「つくる」シナリオの必要性 8・2 栽培漁業に含まれる二つの思想 8・3 沿岸における増殖体制の確立 |
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第9章|もう一つの戦後 |
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9・1 戦後の津軽石とサケ 9・2 サケは「わたしたちのもの」 |
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第10章|離れゆく |
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10・1 ある津軽石の冬の朝から 10・2 岩手県の増殖レジーム受容 10・3 増殖レジームの受容とローカル化 10・4 去りゆくカワザケ |
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第11章|増殖から再生へ |
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11・1 何が起こってきたのか 11・2 増殖レジームを再考する 11・3 増殖をサケから再考する 11・4 間に身を置くサケ 11・5 想像から縁を再び結び直す |