タイトルコード |
1000100054028 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
中華と対話するイスラーム |
書名ヨミ |
チュウカ ト タイワ スル イスラーム |
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17-19世紀中国ムスリムの思想的営為 |
叢書名 |
プリミエ・コレクション
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叢書番号 |
37 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
中西 竜也/著
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著者名ヨミ |
ナカニシ タツヤ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
京都大学学術出版会
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出版年月 |
2013.3 |
本体価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-87698-273-8 |
ISBN |
4-87698-273-8 |
数量 |
26,426p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
222.06
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件名 |
中国-歴史-清時代
イスラム教
スーフィ
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注記 |
文献:p397〜412 |
内容紹介 |
中国全土に居住する、漢語を日常語とするムスリムたち。彼らはイスラーム文明と中華文明のあいだをいかに橋渡ししてきたか。17〜19世紀の中国におけるイスラーム思想の歴史的展開を明らかにする。折り込み地図あり。 |
著者紹介 |
京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学。同大学白眉センター特定助教。博士(文学)。専攻は東洋史学。 |
目次タイトル |
序章 |
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第1章 中国ムスリム史および中国イスラーム史概観 |
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はじめに 第1節 中国ムスリムの登場 第2節 「中国的」イスラームの形成 第3節 「中国的」イスラームの特徴 第4節 19世紀の中国ムスリムとそのイスラーム 章結 |
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第2章 イスラームの「漢訳」における中国伝統思想の浸潤 |
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はじめに 第1節 「性」の基本的相貌 第2節 「性」の朱子学的側面 第3節 朱子学的「性」が構想された理由・意義 章結 |
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第3章 17・18世紀中国内地におけるスーフィズム |
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はじめに 第1節 中国ムスリムの導師たち 第2節 中国ムスリムのスーフィズム実践をめぐる言説 第3節 中国ムスリムの道統をめぐる言説 章結 |
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第4章 中国ムスリムの法学派観 |
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はじめに 第1節 納家営清真寺アラビア語碑文訳注 第2節 碑文製作年代の推定 第3節 納家営清真寺アラビア語碑文にみえるハナフィー派絶対正統主義 第4節 その他史料にみえるハナフィー派至上主義 章結 |
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第5章 イスラームと中華のあいだを生き抜く |
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はじめに 第1節 馬徳新と「戦争の家」での離縁 第2節 聖戦をめぐる馬聯元の探求 章結 |
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第6章 中国民間所蔵ペルシア語スーフィズム文献『霊智の要旨』 |
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はじめに 第1節 『霊智の要旨』の概要 第2節 『霊智の要旨』と『綱常』との対応関係 第3節 『霊智の要旨』の著者-内丹道教と対話する何者か? 章結 |
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第7章 スーフィズムとタオイズム |
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はじめに 第1節 『綱常』「三五一解」と朱元育『悟眞篇闡幽』 第2節 『綱常』「三五一解」と「吸呼解」 第3節 『秘中の至秘,諸光の顕れる所』 第4節 『綱常』「三五一解」の真相 第5節 「坎離顚倒」のもうひとつの意味 第6節 「河圖」の意味 章結 |
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第8章 清代中国ムスリムのペルシア語文化受容 |
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はじめに 第1節 ペルシア語文化の影響 第2節 貧弱なペルシア語識者層 第3節 ペルシア語による著述を抑制したアラビア語の威信 第4節 明代におけるペルシア語の地位 第5節 開封におけるペルシア語の地位の変遷 章結 |
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第9章 中国におけるペルシア語文法学の創成 |
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はじめに 第1節 中国におけるペルシア語文化の衰退 第2節 『風』の雛型-『知れ』とその類似作品 第3節 『風』と『知れ』 章結 |
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終章 |
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第1節 中華と対話するイスラームの歴史的展開と今日的意義 第2節 今後の課題と展望-中華と対話するイスラームの近代 |