タイトルコード |
1000100075758 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
植民地としてのモンゴル |
書名ヨミ |
ショクミンチ ト シテ ノ モンゴル |
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中国の官制ナショナリズムと革命思想 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
楊 海英/著
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著者名ヨミ |
ヨウ カイエイ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勉誠出版
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出版年月 |
2013.6 |
本体価格 |
¥2600 |
ISBN |
978-4-585-22057-2 |
ISBN |
4-585-22057-2 |
数量 |
12,237p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
316.822
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件名 |
民族問題-中国
内モンゴル自治区-歴史
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注記 |
文献:p219〜227 |
内容紹介 |
周辺民族の目に、中国の共産主義革命はどう映っていたのか。日本の知識人・研究者は近代以降の中国をどう捉えてきたか。日本在住のモンゴル人である著者が、中国独特のナショナリズムの構造を鋭く分析する。 |
著者紹介 |
1964年内モンゴル自治区オルドス生まれ。総合研究大学院大学博士課程修了。博士(文学)。静岡大学人文社会科学部教授。著書に「モンゴルとイスラーム的中国」など。 |
目次タイトル |
序章 悪魔としての「革命」が生んだ中国の官制ナショナリズム |
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1 「孫文支援」という日本の歪んだ片思い 2 迷惑な孫文と「小日本」 3 中国を相対化しよう、日本自身も 4 中国内部の日本 5 駆逐された側の正義 6 不可避な国民国家の再編と再々編 7 中国の官制ナショナリズム 8 日本を敵視する精神的な土壌 |
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第1部 モンゴルから見た中国 |
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第1章 中国「革命」の本質は対モンゴル暴力 |
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1 忘却しなかったモンゴルの歴史と民族性 2 独立と「革命」のあいだ 3 改竄された歴史の悲哀 4 ホームランドと民族国家 5 「革命」の結末-民族解放運動への清算 6 歴史の略奪と抹殺、そして見直すべき「ヤルタ協定」 |
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第2章 「革命の継続」はモンゴル人・ジェノサイド |
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1 「民族の消滅」を実現させようとする中国 2 モンゴル人の記憶と中国文化大革命資料 3 再清算された民族自決の歴史-中共中央の公文書は語る 4 「内モンゴル人民革命党員を抉り出し、粛清する」運動 5 モンゴル人男性を征服するための女性凌辱 6 歴史とイデオロギーに基づくジェノサイド |
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第2部 近現代日本が捉えてきた中国 |
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第3章 日本の進歩的知識人の中国観 |
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1 モンゴル人から見た中国人の穴居と人豚同居 2 「糞の垂れた」尻-竹内好の蒙疆旅行 3 「お尻の割れた子供服」賛美-高橋和巳の中国報告 |
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第4章 「救々文化」から「破壊力」の究明へ |
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1 文献学を発展させた民族学・文化人類学的研究 2 「動態」の討究 3 協同作業で実現された「復元」と「再構築」 4 ネイティブ人類学者の仕事 5 曖昧な喪失-主人公になれない「主体民族」 6 「主体」のなかの個人-日本人が描くモンゴル像の衝撃 7 「救々文化」の限界とそれを超える方法 |
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第3部 現代中国の性質 |
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第5章 植民地支配と大量虐殺、そして文化的ジェノサイド |
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1 共犯のサルベージ人類学 2 植民地支配 3 大量虐殺 4 文化的ジェノサイド 5 継続する社会主義植民地体制 |
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終章 中国の官制ナショナリズムを少数民族の視点からよむ |
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1 官制ナショナリズムに利用されてきた日本の善意:対中国ODA 2 尖閣諸島問題と植民地内モンゴルの共通性 3 官制ナショナリズムの醸成方法 4 贈られる鼎と盗まれる祖先-中国人の領土意識のレトリック 5 今も続く植民地支配と必要不可欠な戦後体制の見直し |