タイトルコード |
1000100136876 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
映画音響論 |
書名ヨミ |
エイガ オンキョウロン |
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溝口健二映画を聴く |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
長門 洋平/[著]
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著者名ヨミ |
ナガト ヨウヘイ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
みすず書房
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出版年月 |
2014.1 |
本体価格 |
¥6800 |
ISBN |
978-4-622-07809-8 |
ISBN |
4-622-07809-8 |
数量 |
6,391,19p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
778.21
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件名 |
映画音楽
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個人件名 |
溝口 健二 |
注記 |
溝口健二フィルモグラフィ:p382〜391 書誌:巻末p5〜19 |
内容紹介 |
映画にはなぜ音楽が存在しているのか? 「東京行進曲」「ふるさと」「残菊物語」といった作品を緻密に分析し、溝口健二映画における音響の効用を映像および物語との関連から考察する。 |
著者紹介 |
1981年生まれ。総合研究大学院大学文化科学研究科国際日本研究専攻博士後期課程修了。国際日本文化研究センター機関研究員。音楽および映画を中心とする現代芸術・視聴覚文化が研究対象。 |
目次タイトル |
序 |
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第一章 音の場所 |
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第一節 音の空間 第二節 音の次元 第三節 音楽の効用 第四節 音楽と映像の印象 |
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第二章 『東京行進曲』(一九二九) |
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第一節 日本初期トーキー映画史概観 第二節 トーキー化の失敗 |
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第三章 『ふるさと』(一九三〇)の音 |
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第一節 日本映画言説における『ふるさと』の位置 第二節 『ふるさと』におけるパート・トーキーという形式 第三節 音と映像の対位法 |
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第四章 『浪華悲歌』(一九三六)の音 |
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第一節 女性の声 第二節 伴奏音楽の不在 第三節 リアリズム |
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第五章 『残菊物語』(一九三九)の音 |
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第一節 「溝口的」美学の完成 第二節 顔のないヒロイン 第三節 『残菊物語』の音響設計 第四節 歪曲された物語 |
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第六章 『近松物語』(一九五四)の音 |
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第一節 『近松物語』と早坂文雄 第二節 『近松物語』をどう聴くか 第三節 深井史郎から早坂文雄へ |
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第七章 『赤線地帯』(一九五六)の音 |
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第一節 赤線地帯論争 第二節 黛敏郎 第三節 客観主義的映画音楽の実践 |
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おわりに |
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大谷巌インタヴュー |
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Ⅰ 聴き手=長門洋平 Ⅱ 聴き手=長門洋平、木下千花、佐相勉 |