タイトルコード |
1000100137069 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
労働者の損害賠償責任 |
書名ヨミ |
ロウドウシャ ノ ソンガイ バイショウ セキニン |
叢書名 |
香川大学法学会叢書
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叢書番号 |
9 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
細谷 越史/著
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著者名ヨミ |
ホソタニ エツシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
成文堂
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出版年月 |
2014.1 |
本体価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-7923-3318-8 |
ISBN |
4-7923-3318-8 |
数量 |
8,220p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
366.1934
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件名 |
労働法-ドイツ
損害賠償
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内容紹介 |
労働者の損害賠償責任、すなわち労働者が労働過程における過失などにより使用者に損害を与えた場合に労働者はいかなる責任を負うべきかという課題について、日本法とドイツ法の比較を通じて考察し、解明する。 |
目次タイトル |
序章 日本の問題状況と本研究の課題 |
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第一部 ドイツにおける労働者の責任制限法理 |
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第一章 責任制限法理の形成 |
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1 労働者の責任に関する一般原則 2 配慮義務による責任制限の根拠づけ 3 責任制限の前提条件としての危険内包労働 4 過失の三区分に即した責任判断 5 責任制限の例外としての金銭・物品の不足等に関する責任事例 6 責任制限法理の課題 |
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第二章 責任制限の根拠の転換と適用範囲の拡大 |
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1 危険内包労働の状況に即した考察方法への重心移動 2 配慮義務論からリスク責任論への転換 |
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第三章 責任制限の根拠の複合化と責任判断基準の精緻化 |
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1 労働者保護的根拠によるリスク責任論の補強 2 軽過失事例における責任制限 3 保険による保護と労働者の責任制限 4 重過失事例における責任制限 5 故意・過失の関連点 |
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第四章 責任制限の包括的適用 |
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1 経営に起因する全ての労働に対する責任制限の適用 2 金銭・物品の不足等の事例への責任制限の適用拡大 3 小括 |
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第二部 日本における労働者の責任制限法理 |
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第一章 責任制限をめぐる理論状況 |
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1 労働者の責任に関する一般原則 2 民法学説 3 労働法学説 |
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第二章 判例法理の特徴と課題 |
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1 判例における考慮要素と責任判断の傾向 2 判例の責任判断における課題 |
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第三章 責任制限法理の再構成 |
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1 責任制限の根拠 2 具体的な責任判断 3 労働者の故意・過失などの証明責任 4 責任制限と過失相殺の関係 5 責任を加重する個別合意,就業規則,労働協約の効力 6 退職金の減額・不支給と損害賠償請求の調整 総括 |