タイトルコード |
1000100145575 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本型排外主義 |
書名ヨミ |
ニホンガタ ハイガイ シュギ |
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在特会・外国人参政権・東アジア地政学 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
樋口 直人/著
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著者名ヨミ |
ヒグチ ナオト |
出版地 |
名古屋 |
出版者 |
名古屋大学出版会
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出版年月 |
2014.2 |
本体価格 |
¥4200 |
ISBN |
978-4-8158-0763-4 |
ISBN |
4-8158-0763-4 |
数量 |
5,256,42p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
316.81
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件名 |
人種差別
社会的排除
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注記 |
文献:巻末p6〜42 |
内容紹介 |
日本型の排外主義運動はいかにして発生し、なぜ在日コリアンを標的とするのか? 「不満」や「不安」による説明を超えて、謎の多い実態に社会学からのアプローチで迫る。 |
著者紹介 |
1969年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程中退。徳島大学総合科学部准教授。共著に「顔の見えない定住化」、編著に「日本のエスニック・ビジネス」など。 |
目次タイトル |
序章 日本型排外主義をめぐる問い |
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1 排外主義運動の勃興 2 誰が排外主義運動に馳せ参じるのか 3 なぜ排外主義運動に馳せ参じるのか 4 在日コリアンと「在日特権」をめぐる問い 5 「通常の病理」から「病理約な通常」へ |
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第一章 誰がなぜ極右を支持するのか |
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1 西欧における極右研究の蓄積 2 なぜ極右は発生するのか 3 誰がなぜ極右を支持するのか 4 極右政党研究の「ノーマル化」とその先へ |
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第二章 不満・不安で排外主義運動を説明できるのか |
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1 社会運動研究における不満・不安の位置づけ 2 大衆社会論と排外主義運動 3 競合論と排外主義運動 4 代替的な説明図式 5 排外主義運動のリアルな把握に向けて |
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第三章 活動家の政治的社会化とイデオロギー形成 |
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1 活動家の多様性とミクロ動員過程 2 イデオロギーと政治的社会化 3 政治的社会化の過程 4 排外主義を受容する土壌 |
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第四章 排外主義運動への誘引 |
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1 構築される不満 2 運動と個人のフレーム調整 3 活動家の語りにみるフレーム調整過程 4 「在日特権」フレームの共鳴板 5 排外主義運動との運命の出会い |
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第五章 インターネットと資源動員 |
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1 インターネットと排外主義運動 2 インターネットと動員構造の変容 3 排外主義運動へのミクロ動員過程 4 資源動員をめぐる後発効果 |
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第六章 排外主義運動と政治 |
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1 ミクロ動員から政治的機会構造へ 2 言説の機会構造 3 言説の機会構造と排外主義運動の関連 4 ネットカルチャーと排外主義運動 5 右派論壇の鬼子としての排外主義運動 |
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第七章 国を滅ぼす参政権? |
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1 外国人参政権問題をめぐる日本的特殊性 2 デニズンの権利と安全保障化をめぐる日本的特質 3 外国人参政権問題の日本的展開 4 外国人参政権をめぐる脱安全保障化 |
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第八章 東アジア地政学と日本型排外主義 |
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1 東アジア地政学と在日コリアン 2 分析枠組み 3 二者関係によって何が進むのか 4 本質主義と外国人排斥の正当化 5 日本型排外主義を生み出すもの |