タイトルコード |
1000100157392 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ブリッジブック法哲学 |
書名ヨミ |
ブリッジ ブック ホウテツガク |
叢書名 |
ブリッジブックシリーズ
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版表示 |
第2版 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
長谷川 晃/編
角田 猛之/編
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著者名ヨミ |
ハセガワ コウ ツノダ タケシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
信山社出版
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出版年月 |
2014.2 |
本体価格 |
¥2300 |
ISBN |
978-4-7972-2349-1 |
ISBN |
4-7972-2349-1 |
数量 |
10,278,19p |
大きさ |
19cm |
分類記号 |
321.1
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件名 |
法哲学
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内容紹介 |
本格的教科書を読むための初学者向け導入テキスト。広大な法哲学の中からキー概念を厳選し、根拠に遡り、法哲学の基本的な考え方を伝える。 |
目次タイトル |
はじめに 《法を哲学する》とは? |
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身近なことで考えてみよう 法がなければ? 社会あるところ争いあり,争いあるところ法あり ところかわれば法かわる,ときがかわれば法もかわる 《法を哲学する》とはどういうことだろう? |
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第1講義 ひとはどこまで法に拘束されるのか |
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いろいろなパースペクティブから法を考えてみよう 法と法以外の社会的ルール よく守られる法・あまり守られない法 「法と象徴」問題 タテマエ・ホンネの使い分け 強制して法に従わせることの意味は? |
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第2講義 日本の法理論はどこから来たのか |
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それは明治の訪れとともにはじまった 法典整備を支えた法理論 大日本帝国憲法体制の下で法理論はどう展開したのだろうか 敗戦は日本の法理論をどう変えただろうか 社会の成長と法理論の成長 日本の法理論の《複層的》性格 |
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第3講義 西洋の法理論,法思想を形づくるもの |
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西洋法へのアプローチ 法と文化 西洋法文化の源流のひとつとしてのキリスト教(1) 西洋法文化の源流のひとつとしてのキリスト教(2) 自然法論・法実証主義 西洋法の新たな展開 |
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第4講義 法はどのように解釈・適用されているか |
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法的思考の中心は判決三段論法である 判決三段論法は裁判でどのように用いられているか 裁判官は自動販売機のようなものか 法律家は法典をどのように読んでいるか 判決三段論法は何の役に立つのか 法律学は実務にどのように貢献するのか |
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第5講義 法的思考はどこまで信頼できるのか |
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難事件とは何か なぜ司法裁量があると言いたくなるのか 難事件では司法裁量を行使しているという考え方もある 難事件でも司法裁量はないという考えも有力である 法的思考は客観性や合理性を持ちうるだろうか 今後の議論はどうなるだろうか |
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第6講義 個人の権利を守ろう |
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「権利がある」とはどういうことか 選択説vs.利益説 「切り札としての権利」? 自由な社会と個人主義への動きはとまらない 男女はそれぞれ個人として考えるべきか 権利は万能ではないが… |
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第7講義 《個人を超えたもの》の存在意義はどこにあるのか |
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「人はひとりでは生きていけない」 個人の権利や自由だけでは何が足りないのか 《個人を超えたもの》は,個人の自由の基盤となりうる 人は《個人を超えたもの》に手を加えることができる 《個人を超えたもの》と個人 |
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第8講義 正義は問われつづけている |
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なぜ「正義」が問われつづけるのか? 正義と法との連続的関係 正義とは何か 現代正義論の論客たち 正義論は万能か 正義論争に決着はつくか |
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第9講義 臓器はいかに分配されるべきか |
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臓器移植の現状 臓器売買のどこが悪いのか? 臓器は社会的分配の対象か? 分配と売買と贈与はどこが違うのか? 正義が問われる場合は尽きない |
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第10講義 科学技術の発展に法はどう向き合うべきか |
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クローン羊ドリーの衝撃 クローン人間のどこが問題か 体外受精の実現はいかなる可能性を開いたか ヒトゲノムの解析と胚選択がもたらすもの 私たちは「神を演じる」べきか バイオテクノロジーの進歩は人間本性をどう変えていくのか 私たちは《生殖の自由》をどう位置づけるべきか |
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第11講義 「近代法」の地平を超えて |
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近代のどこが問題なのか 法は政策の手段か 「近代法」は誰かを排除する 「権利」で救済されない人やことがら 法の密猟 法をどう捉えるか |
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第12講義 法を形づくるのは私たち |
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法への問い 何が法であるかは定義の問題なのだろうか 法に含まれるもの 法への問いはどのようにして立てられるのか 純粋な法の世界と経験的な法の世界 「内的視点」から見えるもの(1) 「内的視点」から見えるもの(2) 法と価値,政治,歴史,そして文化は連動している |
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おわりに 《法を哲学する》ために |
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法哲学は愉しく,深い 各講義相互のつながりを考えてみよう 他者との対話から学ぶ |