タイトルコード |
1000100883792 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
箱庭療法の治癒へのプロセス |
書名ヨミ |
ハコニワ リョウホウ ノ チユ エノ プロセス |
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異質な自分との出会いとこころの揺らぎ |
叢書名 |
アカデミア叢書
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言語区分 |
日本語 |
著者名 |
不破 早央里/著
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著者名ヨミ |
フワ サオリ |
出版地 |
大阪 |
出版者 |
創元社
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出版年月 |
2021.3 |
本体価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-422-11651-8 |
ISBN |
4-422-11651-8 |
数量 |
4,230p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
146.8
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件名 |
箱庭療法
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注記 |
文献:p216〜225 |
内容紹介 |
なぜ箱庭を作ると治癒につながるのか? 箱庭作品を連続して制作する際の主観的体験について、制作中のこころの動きを捉え、そのプロセスを丁寧にたどることで、箱庭療法の治癒的要因を探る。 |
著者紹介 |
1993年愛知県生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。臨床心理士。公認心理師。中京大学心理学部任期制助手。専門は臨床心理学、心理療法。 |
目次タイトル |
序章 箱庭を制作することで何が起きるのか |
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1.箱庭によって引き起こされる心の動き 2.本書の目的と構成 |
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第1章 箱庭療法の治癒的要因の概観と展望 |
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1.はじめに 2.治癒的要因の概観 3.治癒的要因に関する研究の発展 4.箱庭研究の展望 5.本書における研究の視点 |
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第2章 制作者の自我と箱庭の関係性と箱庭制作体験 |
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1.問題と目的 2.方法 3.結果 4.考察 5.事例検討 6.総合考察と課題の検討 |
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第3章 箱庭療法における制作者のもつ主観的な力動と関係性について |
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1.問題・目的 2.制作者のもつ力動と関係性について 3.力動と関係性を表す手法について 4.第2章で示された力動と関係性について 5.本章のまとめと次章における視点 |
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第4章 連続する箱庭制作体験における制作者の自我と箱庭の関係性と制作体験 |
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1.問題と目的 2.方法 3.結果と考察 4.総合考察 |
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第5章 連続する箱庭制作における制作者の自我と箱庭の関係性と箱庭制作体験 |
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1.問題・目的 2.方法 3.印象評定の分析 4.事例検討 5.総合考察 |
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第6章 連続する箱庭制作におけるプロセスの検討 |
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1.問題・目的 2.方法 3.結果と考察1 4.結果と考察2 5.総合考察 |
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第7章 心理療法において異質な自分と出会うことの意義 |
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1.はじめに 2.心理療法過程の中での「自分」 3.理論的に捉える“自分の揺らぎ” 4.調査研究から捉える“自分の揺らぎ” 5.“自分の揺らぎ”の意義 |
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第8章 箱庭療法における連続性とプロセス |
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1.はじめに 2.箱庭療法と連続性・時間 3.調査研究の結果のまとめ 4.調査研究で見られたそれぞれのプロセスについて 5.4回の箱庭制作の調査事例について 6.箱庭制作における連続性 7.おわりに |
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終章 箱庭療法における制作者の主観的体験と治癒的要因 |
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1.“箱庭を制作する”こと 2.箱庭療法における“揺らぎ” 3.箱庭の備える三次元性 4.本書の課題と今後の箱庭研究の展望 |