タイトルコード |
1000100608408 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
木戸孝允と幕末・維新 |
書名ヨミ |
キド タカヨシ ト バクマツ イシン |
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急進的集権化と「開化」の時代1833〜1877 |
叢書名 |
プリミエ・コレクション
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叢書番号 |
90 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
齊藤 紅葉/著
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著者名ヨミ |
サイトウ モミジ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
京都大学学術出版会
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出版年月 |
2018.3 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-8140-0141-5 |
ISBN |
4-8140-0141-5 |
数量 |
8,366p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.58
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件名 |
日本-歴史-幕末期
明治維新
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個人件名 |
木戸 孝允 |
内容紹介 |
「上」に権を、「下」に自由を、という木戸孝允の集権的なリーダーシップは維新期の激動を主導するには大きな力を発揮したが、晩年の国家建設期には木戸の影響力を落とす要因にもなった。木戸孝允を通して明治維新を検討する。 |
著者紹介 |
1982年北海道生まれ。京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。同大学大学院法学研究科研修員。京都大学博士(法学)。 |
目次タイトル |
第一章 「開化」の始まり |
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一節 江戸で「西洋」と出会う 二節 斎藤弥九郎と周布政之助の目に留まる 三節 組織統制は集権が有効 四節 幕府改革への失望 五節 国政参画への意欲-周布からの評価- |
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第二章 長州藩の「勢」と木戸の迷い |
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一節 方針統一と勢力集結を重視した攘夷論 二節 攘夷決行という実戦の覚悟を迫られる 三節 八・一八政変に至る長州藩の迷走と木戸の離脱志向 四節 禁門の変に至る木戸の無力 |
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第三章 決意の木戸 |
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一節 長州藩を創り変える 二節 外国、薩摩藩対応を通して自身への集権化を目指す 三節 諸勢力との巧みな情報戦 四節 薩長同盟の締結のために危険を冒す |
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第四章 木戸の求心力と集権化 |
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一節 幕府軍の撤退と長州藩での集権化の成功 二節 討幕の先に廃藩を意識 三節 薩摩藩の方針転換を待つ 四節 王政復古と集権国家への第一歩 |
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第五章 維新の主導者へ |
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一節 大久保、岩倉との提携と外国との関係安定を図る 二節 東北・北越の戦いと政府方針の統一の促進 三節 国家侵略への危機感を強める 四節 廃藩への改革停滞と体調不良 |
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第六章 不可欠な「大果断」 |
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一節 集権化の進展と停滞への危惧 二節 世界情勢の変化から廃藩を急務とする 三節 待望の廃藩置県-近代日本国家の成立と発展- |
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第七章 木戸の焦燥と衰退 |
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一節 廃藩後の自信と淡い危惧 二節 岩倉使節団での衝撃 三節 外征への怒り 四節 漸次立憲政体樹立に向けて最後の改革に取り組む |