タイトルコード |
1000100199355 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ギリシア・ローマ文学と十八世紀英文学 |
書名ヨミ |
ギリシア ローマ ブンガク ト ジュウハッセイキ エイブンガク |
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ドライデンとポープによる翻訳詩の研究 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
高谷 修/著
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著者名ヨミ |
タカヤ オサム |
出版地 |
京都 |
出版者 |
世界思想社
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出版年月 |
2014.8 |
本体価格 |
¥6300 |
ISBN |
978-4-7907-1632-7 |
ISBN |
4-7907-1632-7 |
数量 |
3,349p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
931.6
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件名 |
詩(イギリス)-歴史
翻訳文学
西洋古典学
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個人件名 |
Dryden John |
注記 |
文献:p305〜331 |
内容紹介 |
17〜18世紀イギリス。詩人たちは英語表現の可能性を追い求め、ギリシア・ローマ文学の英語による再創造を試みた。古典の正確な理解を基に、原典と英訳を比較検討し、新古典主義時代の詩人達による翻訳詩の特質を究明する。 |
著者紹介 |
京都大学大学院文学研究科修士課程修了。同大学大学院人間・環境学研究科准教授。博士(文学)。共著に「シェイクスピア」など。 |
目次タイトル |
序章 |
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1 ギリシア・ローマ文学の翻訳 2 翻訳と社会的文化的成熟度 3 イギリスにおける古典語教育 4 17世紀から18世紀の詩人たち 5 研究の主題と方法 |
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第1章 18世紀における古典の翻訳 |
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1 Ad Pyrrham 2 ミルトンのホラーティウス翻訳 3 オラリ伯のホラーティウス翻訳 4 チャタトンのホラーティウス翻訳 5 おわりに |
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第2章 ドライデンのウェルギリウス翻訳 |
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1 はじめに 2 ドライデンの政治性その1 『農耕詩』と『アエネーイス』の場合 3 ドライデンの政治性その2 『牧歌』の場合 4 ドライデンの政治性その3 トーリー派vsホイッグ派 5 ドライデンの政治性その4 政治性の再解釈 |
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第3章 ニーススとエウリュアルスの死 |
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1 はじめに 2 ニーススとエウリュアルスの人物像と詩人の声 3 おわりに |
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第4章 ドライデンのホラーティウス翻訳 |
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1 はじめに 2 エポード第2歌はどのような詩であるか 3 ドライデンの翻訳の特質はどこに見られるか 4 ベン・ジョンソン以降の英訳の文脈の中で考える 5 1684年頃のドライデンの状況から考える 6 おわりに |
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第5章 ドライデンの「ボーシスとフィリーモン」 |
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1 問題の所在 2 オウィディウスの原典とドライデンの英訳 3 オルペウスとエウリュディケーの物語 4 旧約聖書及びダンテの「煉獄」 5 結び |
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第6章 ヘクトールとアンドロマケーの別れ |
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1 はじめに 2 『イーリアス』第6歌におけるヘクトールとアンドロマケー 3 ドライデン訳におけるヘクターとアンドロマケ 4 ポープ訳におけるヘクターとアンドロマケ |
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第7章 プリアモスとアキレウスの対立と和解 |
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1 はじめに 2 第24歌におけるプリアモスとアキレウス 3 ポープ訳におけるプリアモスとアキレウス 4 17世紀における『イーリアス』翻訳 5 おわりに |
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第8章 恋するポリフィーマス |
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1 はじめに 2 テオクリトスのポリュフェーモス 3 テオクリトス継承とオウィディウスの技巧 4 ポープのポリフィーマス 5 おわりに |
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第9章 直訳と諷刺 |
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1 はじめに 2 『オード集』第3巻第9歌はどのような詩か 3 ベン・ジョンソン以後の英訳 4 モンタギュ夫人の「模倣」 5 おわりに |
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結論 |
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1 ジョン・ドライデン 2 アレクサンダー・ポープ 3 翻訳と翻案 |