タイトルコード |
1000100210217 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
シグナリングのゲーム理論 |
書名ヨミ |
シグナリング ノ ゲーム リロン |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
澤木 久之/著
|
著者名ヨミ |
サワキ ヒサシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勁草書房
|
出版年月 |
2014.9 |
本体価格 |
¥3000 |
ISBN |
978-4-326-50401-5 |
ISBN |
4-326-50401-5 |
数量 |
9,232p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
331.19
|
件名 |
ゲーム理論
|
注記 |
文献:p223〜229 |
内容紹介 |
シグナリング理論と呼ばれる分野に焦点を当てた、ゲーム理論のテキスト。「どのような夫婦なら意思疎通がうまくいくか」など、さまざまな事例を挙げながら、シグナリング・ゲームを解く手法を平易に解説する。 |
著者紹介 |
1967年生まれ。米ノースカロライナ大学Ph.D.(経済学)。岡山大学大学院社会文化科学研究科(経済学系)准教授。専門は国際経済学、応用ミクロ経済学。 |
目次タイトル |
第1章 シグナリング・ゲームにおける均衡と精緻化 |
|
1.1 経済制裁ゲーム 1.2 完全ベイジアン均衡 1.3 完全ベイジアン均衡:より厳密な定義 1.4 支配基準 1.5 直観的基準 1.6 直観的基準の妥当性 1.7 均衡支配テスト 1.8 D1基準 1.9 結語 付録:ベイズ・ルール |
|
第2章 連続的行動のシグナリング・ゲーム:Spenceモデル |
|
2.1 連続的行動 2.2 Spenceの就職市場モデル 2.3 受け手の最適反応線 2.4 送り手の無差別曲線 2.5 完備情報下での均衡 2.6 不完備情報:ねたみの生じるケース 2.7 分離均衡 2.8 一括均衡 2.9 混成均衡 2.10 Spenceモデルのまとめ 2.11 (メッセージ,信念)平面による分析 2.12 (メッセージ,利得)平面による分析 |
|
第3章 連続的行動のシグナリング・ゲーム:さまざまなモデル |
|
3.1 Spenceモデル:教育が生産性を上げないバージョン 3.2 Spenceモデル:3タイプのバージョン 3.3 天才はシグナルしない 3.4 メッセージに上限がある時 3.5 メッセージが2次元のケース 3.6 二回交差性(Double Crossing) 3.7 文献紹介 |
|
第4章 連続的タイプのシグナリング・ゲーム |
|
4.1 Mailathの条件 4.2 送り手の最適化問題 4.3 初期値条件と2階の条件 4.4 単一交差性 4.5 微分方程式が解けない場合 4.6 微分方程式の意味 4.7 D1基準と信念関数 4.8 送り手と受け手の利得が似ているケース 4.9 白人のようなふるまい:アクティング・ホワイト 4.10 協調性の理論 4.11 文献紹介 |
|
第5章 チープトーク・ゲーム |
|
5.1 夫婦のゲーム(1):仲の良いケース 5.2 夫婦のゲーム:そのほかのケース 5.3 均衡の精緻化:耐ネオロジズム 5.4 チープトーク・ゲームにおける他の精緻化基準 5.5 Crawford-Sobelモデル 5.6 チープトーク・ゲームの拡張 5.7 文献紹介 |
|
第6章 拡張・深化を続けるシグナリング理論 |
|
6.1 両シグナル均衡 6.2 行動と言葉 6.3 さまざまな不完備情報モデル 6.4 結語 |
|
補論1 均衡に関する補足事項 |
|
A1.1 完全ベイジアン均衡(PBE)の存在理由 A1.2 弱でないPBE A1.3 逐次均衡 A1.4 摂動完全均衡 |
|
補論2 精緻化に関する補足事項 |
|
A2.1 前向き推論法 A2.2 戦略的安定性 A2.3 シグナリング・ゲームにおけるNWBR A2.4 結語 |