タイトルコード |
1000100239722 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
木割表現論 |
書名ヨミ |
キワリ ヒョウゲンロン |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
山岸 吉弘/著
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著者名ヨミ |
ヤマギシ ヨシヒロ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
中央公論美術出版
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出版年月 |
2014.12 |
本体価格 |
¥11000 |
ISBN |
978-4-8055-0731-5 |
ISBN |
4-8055-0731-5 |
数量 |
288p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
521
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件名 |
日本建築
神社建築
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内容紹介 |
木割書とは、木割が記述内容の中心をなす文書であり、木割とは、独特の語法・文法により建築を表現する形式や理論をいい、中世の中頃にはその原形が成立し、近世に顕著な発展をみせた。これら史料を収集し内容を読解する。 |
著者紹介 |
1980年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程単位取得退学。「王子造りの研究」で同大学より博士(建築学)を取得。日本大学工学部建築学科助教。専門は日本建築史。 |
目次タイトル |
序章 本書のねらい-比例と形式- |
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第一章 木割書の研究課題 |
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一 木割書の概要 二 木割に関する研究の蓄積と課題 三 王子造りに関する研究の蓄積と課題 |
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第一編 木割の研究-比例- |
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第二章 建築規模の変化 |
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一 建築規模の変化について 二 中世木割の言葉 三 近世木割の数式 四 近世木割の方法的一元化 五 近世木割の方法的合理化 六 小結 |
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第三章 柱-組物-垂木の相互関係 |
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一 柱割と枝割の関係について 二 枝割の浸透と柱割の残存 三 組物割の方法化 四 小結 |
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第四章 実寸と比例の差異 |
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一 記される建築について 二 実寸と比例の混在 三 実寸の消失と比例表現への傾斜 四 比例表現の一般化 五 木割書の変容 六 小結 |
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第二編 王子造りの研究-形式- |
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第五章 王子造りの技法とその概念 |
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一 王子造りの要点 二 王子造りという技法の特質 三 王子造りという概念の変容・消失 四 小結 |
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第六章 王子造りの神社建築としての特質 |
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一 神社建築における規模の変化 二 二連・三連・四連春日造り 三 木割書に記述される春日造り 四 妻入りと平入りの連結社殿 小結 |
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第七章 せき棟造りと王子造りの差異 |
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一 せき棟造りの要点 二 「せき棟」という言葉が指示するもの 三 せき棟造りの内容と特徴 四 せき棟造りと王子造りの差違 五 「関(せき)」の用語 六 小結 |
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第八章 王子造りの名称について |
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一 「王子」の由来 二 熊野九十九王子とその建築 三 熊野における九十九王子の役割 四 小結 |
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終章 研究の総括 |