タイトルコード |
1000100255417 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
持続可能性とイノベーションの統合報告 |
書名ヨミ |
ジゾク カノウセイ ト イノベーション ノ トウゴウ ホウコク |
|
非財務情報開示のダイナミクスと信頼性 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
越智 信仁/著
|
著者名ヨミ |
オチ ノブヒト |
出版地 |
東京 |
出版者 |
日本評論社
|
出版年月 |
2015.3 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-535-52075-2 |
ISBN |
4-535-52075-2 |
数量 |
12,293p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
335.4
|
件名 |
統合報告書
ディスクロージャー(経営)
|
注記 |
文献:p259〜285 |
内容紹介 |
持続可能な経済発展に資する企業経営の革新に向け、「持続可能性」に象徴される社会価値と、「イノベーション」に象徴される投資価値が、開示のうえで「統合報告」という均衡に至るダイナミクスの道筋と論理を明らかにする。 |
著者紹介 |
1961年愛媛県生まれ。京都大学博士(経済学)、筑波大学博士(法学)。尚美学園大学・尚美総合芸術センター特別研究員を兼職。著書に「IFRS公正価値情報の測定と監査」など。 |
目次タイトル |
序章 本書の問題意識と貢献 |
|
1.本書の問題意識と研究対象 2.本書の研究方法と貢献 3.本書の構成 |
|
第Ⅰ部 社会価値的側面からの統合ダイナミクス |
|
第1章 CSR情報開示規範の役割とコーポレート・ガバナンス |
|
1.はじめに 2.CSR情報開示を巡る国内外の動向 3.CSR情報開示の社会的役割 4.CSR情報開示とコーポレート・ガバナンス 5.CSR情報開示を巡るハードローとソフトローの射程 6.おわりに |
|
第2章 CSR規範形成過程におけるNPOの機能 |
|
1.はじめに 2.CSRの経済的誘因と採算性 3.CSRの誘因を拡張する新たなスキームの可能性 4.NPOと企業におけるゲーム的相互作用の考察 5.CSR規範形成過程におけるNPOの機能と課題 6.おわりに |
|
第3章 非政府組織関与による国際開示規範形成の促進 |
|
1.はじめに 2.国際規範形成とNGOによる「規範のカスケード」 3.国際開示規範の構築に向けた考察 4.おわりに |
|
第Ⅱ部 投資価値的側面からの統合ダイナミクス |
|
第4章 統合報告の論理とIR・制度開示との関係性 |
|
1.はじめに 2.事業報告の拡充と国連投資原則 3.統合報告の理論的基礎 4.重要性概念と開示形態、IRとの関連性 5.わが国における財務報告制度の現状と課題 6.おわりに |
|
第5章 イノベーションを描写する動態的な統合報告 |
|
1.はじめに 2.PBR1倍割れを巡る諸要因の観察 3.「負のインタンジブルズ」による目標仮説の設定 4.「負のインタンジブルズ」概念の実相 5.経営革新と開示の同期発火による改善 6.おわりに |
|
第Ⅲ部 統合報告書の信頼性と監査・保証業務等 |
|
第6章 ESG情報の報告形態と監査・保証 |
|
1.はじめに 2.独立した報告書で開示される場合 3.財務報告の一環で開示される場合 4.制度開示された統合報告書への監査・保証 5.おわりに |
|
第7章 任意開示された統合報告書への信頼性付与 |
|
1.はじめに 2.信頼性付与を巡る2つのアプローチ 3.戦略関連情報等の保証ニーズを考える 4.非財務情報開示の信頼性確保に向けて 5.おわりに |
|
第Ⅲ部補章 経営者不正に備えた制度インフラ |
|
補章1 不正リスク対応基準と監査人の職業的懐疑心 |
|
1.はじめに 2.リスク・アプローチにおける経営者不正への対応 3.職業的懐疑心に関する国内外の議論 4.反証的アプローチの有効性と訴訟上の意義 5.おわりに |
|
補章2 銀行監督と会計士業務の連携強化 |
|
1.はじめに 2.金融危機後の制度改革に向けた動き 3.金融検査業務と監査・保証業務との異同 4.わが国における銀行監督と外部監査の連携強化等 5.おわりに |
|
終章 総括と今後の課題 |
|
1.本書の総括 2.今後の課題 |