タイトルコード |
1000100259726 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本古代の軍事武装と系譜 |
書名ヨミ |
ニホン コダイ ノ グンジ ブソウ ト ケイフ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
津野 仁/著
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著者名ヨミ |
ツノ ジン |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
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出版年月 |
2015.3 |
本体価格 |
¥13000 |
ISBN |
978-4-642-04620-6 |
ISBN |
4-642-04620-6 |
数量 |
10,316p |
大きさ |
27cm |
分類記号 |
559.021
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件名 |
武器-歴史
甲冑-歴史
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内容紹介 |
奈良・平安時代の弓や馬具、武装の地域性、武器の生産と使用・修繕などに関する論考を収録。日本古代の武器・武具・馬具といった武装と社会的な意義を、考古学的な方法によって明らかにする。 |
著者紹介 |
1961年栃木県生まれ。國學院大學大学院博士課程前期修了。公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター副主幹。著書に「日本古代の武器・武具と軍事」がある。 |
目次タイトル |
序章 本書の視点と目的 |
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はじめに 第一節 武器・馬具の基礎的な研究 第二節 武装の地域性 第三節 武装の系譜 第四節 武器の生産と使用・修繕 |
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第一部 武装各論 |
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第一章 弓 |
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はじめに 第一節 奈良・平安時代弓の製作技法の分類と傾向 第二節 弓長・製作技法と機能 第三節 絵画からみた弓長 |
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第二章 馬具(一) |
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はじめに 第一節 木心金属張三角錐形壺鐙系吊金具の分類と変遷 第二節 兵庫鎖の様相 第三節 木心金属張三角錐形壺鐙系吊金具変遷の意義 |
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第三章 馬具(二) |
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はじめに 第一節 金属製鐙の変遷 第二節 木製鐙等の分類・変遷と金属製鐙との関連 第三節 古代鐙と古墳時代・中世鐙との関連 第四節 鐙の出土傾向と遺跡 第五節 古代鐙の変遷の意義 第六節 中世鐙への画期 おわりに |
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第四章 馬具(三) |
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はじめに 第一節 轡の変遷 第二節 馬装の復元と意義 おわりに |
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第五章 平安時代後期大鎧の構造復元 |
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はじめに 第一節 大山祇神社蔵沢瀉威大鎧 第二節 甘南備寺蔵黄櫨匂威大鎧 |
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第二部 武装の地域性 |
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第一章 西日本の鉄鏃 |
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はじめに 第一節 西日本出土鉄鏃の変遍 第二節 西日本における鉄鏃の地域性 第三節 西日本出土の鉄鏃と中央様式との比較 第四節 東日本出土鉄鏃との比較 第五節 古墳時代後期の鉄鏃との関連 第六節 鉄鏃からみた畿内と東西日本の武器政策 |
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第二章 蝦夷の武装 |
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はじめに 第一節 武装の系譜 第二節 蝦夷武装の系譜諸段階と意義 第三節 蝦夷の生業との関連 第四節 蝦夷の戦闘能力の背景 |
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第三部 武装の系譜 |
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第一章 鉄鏃の系譜 |
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はじめに 第一節 奈良時代の鉄鏃の系譜 第二節 平安時代の鉄鏃と中世鉄鏃の系譜 第三節 大陸・朝鮮半島の鉄鏃 |
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第二章 弓の系譜 |
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はじめに 第一節 古墳時代の弓との関連 第二節 唐の弓との比較 第三節 中世弓への変化 第四節 古代・中世弓の系譜と評価 |
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第三章 方頭大刀の系譜 |
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はじめに 第一節 日本の方頭大刀出現をめぐる諸説 第二節 唐とその前後における方頭の刀 第三節 日唐の方頭大刀の比較検討 第四節 唐の方頭の横刀を導入する背景 |
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第四章 甲冑の系譜 |
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はじめに 第一節 小札甲 第二節 小札甲の付属具と冑の系譜 第三節 日本古代甲冑の特徴 |
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第五章 馬具の系譜 |
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はじめに 第一節 古代轡の系譜 第二節 古代鐙の系譜 |
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第六章 古代の武装と軍備系譜の諸段階 |
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はじめに 第一節 武器・武具・馬具の様相 第二節 国外系譜の武器・武具の諸段階 第三節 武装・軍備の系譜と交流ルート |
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第四部 武器の生産と使用 |
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第一章 古代武器生産の特徴 |
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はじめに 第一節 武器生産の管理 第二節 武器生産の規制と対応 第三節 武器からみた前代器仗の継承関係 第四節 武器生産分業の展開 おわりに |
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第二章 武具・馬具の使用と補修 |
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はじめに 第一節 宮の小札甲の継承 第二節 大鎧使用の実態 第三節 馬具の使用 第四節 古代の武器類の使用と補修 |