タイトルコード |
1000100261600 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
承認欲望の社会変革 |
書名ヨミ |
ショウニン ヨクボウ ノ シャカイ ヘンカク |
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ワークキャンプにみる若者の連帯技法 |
叢書名 |
変容する親密圏/公共圏
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叢書番号 |
11 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
西尾 雄志/著
日下 渉/著
山口 健一/著
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著者名ヨミ |
ニシオ タケシ クサカ ワタル ヤマグチ ケンイチ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
京都大学学術出版会
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出版年月 |
2015.3 |
本体価格 |
¥3400 |
ISBN |
978-4-87698-545-6 |
ISBN |
4-87698-545-6 |
数量 |
6,248p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
369.7
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件名 |
ボランティア活動
青年
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内容紹介 |
若者は不安定化する社会経済的状況にもかかわらず、なぜボランティア活動に身を投じるのか。1920年代に開始された若者ボランティア運動「ワークキャンプ」に焦点を当て、その可能性と限界を学術的に明らかにする。 |
著者紹介 |
日本財団学生ボランティアセンター所長。早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター客員准教授。専攻は社会運動論。 |
目次タイトル |
序章 承認欲望の社会変革 |
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1 若者ボランティアの再検討 2 生を支える条件の消失 3 社会運動と承認欲求 |
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第1章 公と私の円環運動 |
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1 親密圏が秘める公共性 2 承認の不足と「私」の不安定化 3 ワークキャンプ-公私枠組みにおける定位 4 まとめにかえての問題提起-経済問題とワークキャンプ |
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第2章 「根拠地」へと下降する |
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1 左翼運動とワークキャンプ 2 ワークキャンプの展開 3 生活世界の根源へ 4 集団と共同性 5 根拠地からの社会変革 6 ワークキャンプの現代的意義 |
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第3章 ワークキャンプの「名づけの力」 |
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1 公私問題の視点から捉えるハンセン病問題 2 ハンセン病問題 3 「痛い」の社会的構築 4 意味をめぐる闘争 5 ハンセン病の終焉と「ハンセン病」の意味をめぐって 6 むすび-「当事者性」という問題 |
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第4章 「祝祭」の共同性 |
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1 ボランティアにおける「私たち」と「彼ら」 2 「私たち」と「彼ら」の齟齬と分断 3 新たな「私たち」が担う社会変革 4 素人の限界を可能性に反転させる |
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第5章 <つながり>の現地変革としてのワークキャンプ |
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1 唐桑キャンプとの出会いと問いへの誘い 2 唐桑キャンプの経緯-<つながり>の連鎖と存続 3 唐桑キャンプの意味世界 |
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第6章 ワークキャンプにおける<公共的な親密圏>生成 |
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1 親密圏から公共性が浮上する論理を探る 2 親密圏としての唐桑キャンプ 3 交響体としての唐桑キャンプとその脆弱さ 4 唐桑キャンプから浮上する公共性 5 <公共的な親密圏>の成立にむけて |
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終章 親密圏が誘発する公共性 |
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1 「震災ボランティア」とワークキャンプ-理性・公共性・市民社会 2 ワークキャンプの政治的潜勢力 3 ワークキャンプ論のアリーナへ-執筆者3人のスタンスと論点 |