タイトルコード |
1000100261709 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本語と韓国語における可能表現 |
書名ヨミ |
ニホンゴ ト カンコクゴ ニ オケル カノウ ヒョウゲン |
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可能形式を文末述語とする表現を中心に |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
高 恩淑/著
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著者名ヨミ |
コウ オンシュク |
出版地 |
東京 |
出版者 |
ココ出版
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出版年月 |
2015.2 |
本体価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-904595-55-8 |
ISBN |
4-904595-55-8 |
数量 |
6,229p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
815.5
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件名 |
日本語-文法
朝鮮語-文法
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注記 |
文献:p217〜225 |
内容紹介 |
可能形式を文末述語とする現代の日本語と韓国語の可能表現の用例を詳しく取り上げ、その意味、用法と構文的な特徴を明らかにするとともに、両言語における可能表現の類似点と相違点を明確に示す。 |
目次タイトル |
序章 はじめに |
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1 研究目的 2 研究対象 3 本書の構成 4 本書で用いる言語資料と記号 |
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第1部 日本語と韓国語における可能表現の概観 |
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第1章 日本語と韓国語における可能表現の様相 |
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1 可能表現とは 2 日本語と韓国語における可能形式 3 可能表現の形態的・語彙的な性格 4 可能表現の先行研究と議論すべき課題 |
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第2部 現代日本語の可能表現における動詞の意志性と意味的類型について |
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第2章 日本語における動詞の意志性と可能形式との関わり |
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1 はじめに 2 可能文の文法的な成立条件 3 動詞の意志性 4 「動詞の意志性」の検討作業 5 「動詞の意志性」によるタイプ分けと可能形式との関わり 6 おわりに |
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第3章 日本語における可能表現の意味分類について |
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1 はじめに 2 可能表現の意味分類 3 用例採集と分類基準について 4 可能表現の意味・構造的な類型 5 おわりに |
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第3部 現代韓国語における可能表現の意味特徴と用法 |
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第4章 韓国語における形態的な可能形式(1) |
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1 本章における研究対象及び方法 2 韓国語における可能表現の様相 3 韓国語における可能表現の用法 4 結論 |
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第5章 韓国語における形態的な可能形式(2) |
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1 はじめに 2 主な先行研究 3 「ha‐l swu issta/epsta」の用法について 4 《ちからの可能》と《蓋然性の可能》の使い分け 5 《蓋然性の可能》の分析 6 「ha‐l swu issta/epsta」と「(シ)ウル/エル」の比較 7 おわりに |
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第6章 韓国語における語彙的な可能形式(1) |
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1 本章における研究対象 2 主な先行研究 3 「cita」が表す<可能>について 4 自動詞化する「cita」文について 5 <自発>を表す「cita」について 6 本章のまとめ |
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第7章 韓国語における語彙的な可能形式(2) |
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1 「toyta」の自動・受動に関わる問題 2 <可能>の意味を表す「toyta」 3 「toyta」と「cita」の違い 4 本章のまとめ |
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第4部 日本語と韓国語における可能表現の対照分析 |
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第8章 日本語と韓国語の述語における可能形式のずれ(1) |
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1 日本語と韓国語における可能形式の相違点 2 可能形式のずれに関わるテンス・アスペクト体系 3 日本語と韓国語の「否定の応答文」における述語形式のずれ 4 本章のまとめ |
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第9章 日本語と韓国語の述語における可能形式のずれ(2) |
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1 問題提起 2 日本語における《実現可能》の意味・用法 3 《実現可能》の<条件不問型可能>における可能形式のずれ(1) 4 《実現可能》の<条件不問型可能>における可能形式のずれ(2) 5 考察のまとめ 6 結論 |
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終章 おわりに |
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1 本書のまとめ 2 今後の課題 |