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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
配架場所 |
請求記号 |
資料番号 |
資料種別 |
状態 |
個人貸出 |
在庫
|
1 |
東部図書館 | 一般開架 | 91026/オミ 13/ | 2102690730 | 一般 | 在庫 | 可 |
○ |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
タイトルコード |
1000100262020 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
尾崎翠の詩と病理 |
書名ヨミ |
オザキ ミドリ ノ シ ト ビョウリ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
石原 深予/著
|
著者名ヨミ |
イシハラ ミヨ |
出版地 |
相模原 |
出版者 |
ビイング・ネット・プレス
|
出版年月 |
2015.3 |
本体価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-908055-08-9 |
ISBN |
4-908055-08-9 |
数量 |
374p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
910.268
|
個人件名 |
尾崎 翠 |
注記 |
文献:p294〜295 |
内容紹介 |
尾崎翠の代表作「第七官界彷徨」、そして「歩行」「こほろぎ嬢」「地下室アントンの一夜」の4作品を論じることを通して、尾崎翠作品における「詩と病理」について考察する。新発見の作品・書簡、同時代評も収録。 |
目次タイトル |
論文編 |
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序章 |
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一 研究の背景と目的 注 二 研究方法 三 論文の構成 |
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第一章 「第七官」をめぐって |
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はじめに 一 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」1-井上円了 二 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」2-綱島梁川・内村鑑三 三 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」3-骨相学関係 四 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」4-大正期の仏教関係 五 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」5-薄田泣菫・与謝野晶子 六 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」6-オリバー・ロッジ『死後の生存』 七 「第七官界彷徨」発表以前の「第七官(感)」7-橋本五作『岡田式静坐の力』 八 大正末期から昭和初期の芸術の新潮流における「第七官(感)」 九 大正末期から昭和初期の散文における「第七官(感)」 一〇 「第六官(感)」の変遷 一一 「第七官(感)」の変遷 一二 尾崎翠が接したと考えられる「第七官(感)」の用例 おわりに 注 |
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第二章 「第七官界彷徨」論 |
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はじめに 一 物語内での「第七官」と、「喪失感」と「かなしみ」 二 「こころこまやかなやりとり」と別離 三 「よほど遠い過去のこと」という語りの意味 おわりに 「第七官界彷徨」における回想のありかた 注 |
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第三章 「歩行」論 |
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はじめに 一 冒頭と末尾に配されている詩と、回想する「私」 二 「私」の歩行と「おもかげを忘れる」こと 三 「私」の淋しさと「芭蕉の幹が風に揺れる音」 四 「私」が九作から教えられた詩 おわりに 注 |
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第四章 「こほろぎ嬢」論 |
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はじめに 一 こほろぎ嬢についての曖昧な情報と否定的な見解 二 「桐の花」と「こほろぎ」 三 「古風なものがたり」と「どつぺるげんげる」 四 「こほろぎ嬢」における神経病者たち 五 頭を打たれる感覚、こほろぎ嬢の孤独 おわりに 注 |
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第五章 「地下室アントンの一夜」論 |
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はじめに 一 尾崎翠のロシア文学への関心とチェーホフ受容 二 チェーホフ「決闘」とエヴレイノフ「心の劇場」からの「地下室アントンの一夜」への影響 三 「地下室アントンの一夜」における詩人の危機の回避 四 (地下室にて)における回復の様相 おわりに 注 |
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終章 |
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一 研究成果(論文編)の要約 二 「もくれん」に見る聴覚と女性像の回復 三 今後の課題 |
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資料編 |
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一 新たに確認できた尾崎翠自身による書簡・作品 二 新たに確認できた同時代評および同時代人との関係を示す資料 |
内容細目
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