タイトルコード |
1000100267501 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
ベンヤミンにおける「純化」の思考 |
書名ヨミ |
ベンヤミン ニ オケル ジュンカ ノ シコウ |
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「アンファング」から「カール・クラウス」まで |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
小林 哲也/著
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著者名ヨミ |
コバヤシ テツヤ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
水声社
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出版年月 |
2015.3 |
本体価格 |
¥6500 |
ISBN |
978-4-8010-0092-6 |
ISBN |
4-8010-0092-6 |
数量 |
483p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
940.278
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個人件名 |
Benjamin Walter |
注記 |
文献:p461〜479 |
内容紹介 |
初期のテクストから後期の難解な「カール・クラウス」まで、多様なテクストのなかで繰り返され進化していくドイツの思想家ヴァルター・ベンヤミンの思考を丁寧に追ったモノグラフィー。 |
目次タイトル |
序章 |
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第一部 外部への憧憬/体験の外の沈黙 |
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第一章 「何か別のもの」への憧憬 |
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第一節 「若さ」と「予感」 第二節 躍動と焦燥 第三節 「予感」の行方 |
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第二章 青年ベンヤミンとマルティン・ブーバー |
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第一節 戦争とユダヤ人 ベンヤミンとブーバーの状況 第二節 「体験」と「共同性」 第三節 体験をつなぐ象徴 |
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第三章 ブーバー批判から言語論へ |
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第一節 ブーバーとベンヤミンの対立 第二節 言語と倫理 第三節 ベンヤミンの言語論の射程 |
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第二部 沈黙・決意・希望 |
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第一章 沈黙と反抗 |
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第一節 神話と悲劇 第二節 ベンヤミンの悲劇論 第三節 審級の問題 |
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第二章 内在と超越 |
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第一節 メシアニズムをめぐって 第二節 高まることない人間性と<幸福のパラドクス> 第三節 人間の決意 第四節 「神」と人間 |
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第三章 不透過なものの聴き取り |
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第一節 ゲーテとオティーリエ 第二節 不透過なものの「聴き取り」 第三節 課題としての希望 |
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第三部 「純化」の思考へ |
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第一章 批評家ベンヤミンとカール・クラウス |
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第一節 批評家としての活動 第二節 ベンヤミンとクラウス 第三節 ヴィーン-ベルリン一九二九-一九三一 |
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第二章 「純粋さ」と「罪」 |
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第一節 「全人間」の審級 第二節 「葛藤」と「罪」 第三節 デーモンの熱狂 |
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第三章 「純粋さ」から「純化」へ |
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第一節 「純粋さ」の観察 第二節 論争する不平家 第三節 「純粋さ」と「純化」 第四節 反復と展開 |
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終章 継続と伝達 |
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第一節 再度の沈黙 第二節 継続される逃走と騎行 第三節 展望 |